2025年4月24日 エペソ人への手紙3章
- hccnichigo
- 4月24日
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「キリストの奥義」
パウロは、この3章でも奥義について語っています。
奥義は、旧約時代には知らされていませんでした。しかし、パウロは啓示によって知らされました。啓示とは、直接神から示されたということです。奥義については、エペソ人への手紙1章9節~10節で語られていますが、3章6節でも語られています。
「福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人も共同の相続人になり、ともに同じからだに連なって、ともに約束にあずかる者になるということです。」3:6
ここでいう「ともに」とは、ユダヤ人と異邦人のことを言っています。この「ともに同じからだに連なって、ともに約束にあずかる者」としてくださったのがイエス様です。「キリストの奥義」は他の弟子たちにも示されたそうですが、正しく理解したのはパウロだけだったそうです。そして、パウロは、神の恵みの賜物により、この福音に仕える者になりました。つまり、「キリストの奥義」を伝える者になったのです。だが、その道は大変なことだったと思います。自分の身の危険を冒してまでも語らんとするパウロの伝道の心は、やはり、イエス様の十字架の愛から伝わってくるものではないかということが示されました。
パウロの祈りは、
「どうか御父が、その栄光の豊かさにしたがって、内なる人に働く御霊により、力をもってあなたがたを強めてくださいますように。」16節
「信仰によって、あなたがたの心のうちにキリストを住まわせてくださいますように。」17節(抜粋)
さらにキリストの愛の、広さ、長さ、高さ、深さ、この愛を知ることができるなら、人は必ず変えられると言っています。今の私たちには「キリストの奥義」が知らされています。だから異邦人である私たちもイエス・キリストに在って、神の子とされ、さらに永遠のいのちが約策されているのです。この神の無償の愛に心から感謝します。
愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を感謝します。
異邦人である私たちも共同の相続人としてくださり、又、同じからだに連なって、ともに約束にあずかる者としてくださったことを心から感謝します。キリストの奥義を教会内や教会外の人々にも伝えることができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。
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