2025年2月6日 コリント人への手紙第一3章
- hccnichigo
- 2月6日
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「ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。植える者と水を注ぐ者は一つとなって働き、それぞれ自分の労苦に応じて自分の報酬を受けるのです。私たちは神のために働く同労者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。」7~9節
3章でパウロは、コリントの教会の信徒が「キリストにある幼子」から「御霊に属する人」に成長するようにとの願いがこめられているそうです。パウロがコリントの教会の人々に語ったことは、私たちの教会に示されることでもあります。色々と問題が多かったコリントの教会の人々に愛をもって語っています。教会はキリストの体です。私たちは、それぞれが一致してキリストのために働く同労者です。この一致がなければ教会の成長、また、私たちの霊的成長が阻まれてしまいます。このコリントの教会のように分裂がおこります。
さらにパウロは、自分の中に知恵がある者だと思うものがいたら、知恵のある者となるために愚かになりなさい。と言っています。なぜなら、この世の知恵は神の御前では愚かであるからです。また、20節で。「主は知恵のある者の思い計ることがいかに空しいかを、知っておられる」とも書かれています。
パウロが言いたかったことは、コリントの教会での派閥争いがまったく不要で愚かなことであるということです。このような争いの背景にあるのは、自分を他の人よりも賢いとみなす人間の欲望だということです。それ故にパウロは、自分を賢いと思う者は愚かになりなさいと言っているのです。さらに、だれも人間を誇ってはいけませんと述べています。私たちが誇ることのできる唯一のおかたは神さまだけです。パウロの厳しい教えが自分にも当てはまることが多々にあるので大変反省させられる思いです。自分には知恵があると思う誇りを捨てて、常に謙遜になっていくことが大切ではないでしょうか。私たちが誇りを捨てた時、謙遜になった時に神が成長させていただけると思います。
「あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものです。」―23節―
何という感謝の御言葉でしょう。アーメンです。
天の父なる神さま
パウロの厳しい御言葉はすべて私自身に当てはまることです。どうぞ心から悔い改めることができますように導いてください。そして、自分の奥深いところにある誇りを捨て、謙遜への道へと歩ませてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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