2025年2月2日 エステル記9章
- hccnichigo
- 2月2日
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モルデカイの働きはユダヤ人に圧勝をもたらすものとなった。それは、 彼だけででき たことではない。エスエルの大きな支え、働きがあったからである。そして、大きなポ イントは彼らの背後には、常に神の摂理が現れていたからこそユダヤ人が救われたので あることが示されました。
ユダヤ人の復讐によってこのエステル記も終わりを迎えようとしています。エステル 記の中では、「神」も 「主」も使われていません。これまで読んできた聖書の中では主 がこう言われたとか、とでてきました。しかし、この中では 「神」 も 「主」 も使われて いなくても、神の摂理が現れていました。このエステル記は、神はたとえ表面に現れなくとも歴史の中で働いておられるということを教えておられるということです。
プリムの祭りというのがでてきましたが、それは、日本にあてはめていうなら、「敗戦記念日」を意味するそうです。また、 韓国の人々は、日本の支配から脱したことを喜 んで、「解放記念日」と呼んでいるそうです。 戦争で多くの尊い命が失われました。問 題は人と人とが殺し合う現実です。今日でも全世界のどこかで行われている戦争が一日 も早く終結することを祈るだけです。
ユダヤ人の迫害と言えば、ナチスの例を思い出します。ワシントンDCに行った時にはさすがにホロコーストの博物館には足を踏み入れることができませんでした。その博物 館を通り過ぎた時に心に深い思い何かが押し寄せる衝動があったからです。余談になり ましたけども、神に選民として受け入れられたユダヤ人は歴史上、何度も迫害されまし た。その原因は彼らが律法に従って他民族とは異なる生き方を固守してきたからです。しかし、神は律法に従う者を守られます。私たちもしっかりと神の律法に従って歩む道 に導かれることを委ねていけるようになりたいと思わされます。
「愛する者たち、自分で復讐してはいけません。 神の怒りにゆだねなさい。こう書かれているからです。
『復讐はわたしのもの。 わたしが報復する。 』 ローマ人への手紙 12章19節
愛する天の父よ。 私たちは、人に裏切られた時ほど心が弱くなるものです。 復讐し たい衝動に起こされることが多々あります。でも、その時は冷静さをうしないますけ ど、心を落ち着かされた時に聞こえてくるのが聖書の御言葉です。「復讐はわたしの もの。わたしが報復する。」 どんなに辛くても自分たちに与えられた屈辱はあなたに お渡ししますので、どうぞ私たちが義なるみちから外れませんように導いてください。
感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン
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