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2025年2月1日 エステル記8章

  • hccnichigo
  • 2025年2月1日
  • 読了時間: 3分

「あなたがたは、ユダヤ人についてあなたがたのよいと思うように王の名で書き、王の指輪でそれに印を押しなさい。王の名で書かれ、王の指輪で印が押された文書は、だれも取り消すことができない。」(8節)


 エステル記8章は、絶望が希望へと変えられる場面です。ハマンが計画したユダヤ人を滅ぼす詔書は、一度出されたために取り消すことができませんでした。しかし、神さまはすべてを逆転させ、ユダヤ人の命を救われました。


 この出来事から、私たちはどんなに追い詰められても、神さまには道を開く力があることを学びます。そして、その計画に応答したのは、エステルとモルデカイの信仰と勇気だと思います。エステルは自らの命の危険を顧みず王の前に進み出て、ユダヤ人を救うために訴えました。彼らの勇気ある決断と行動なしに、この救いは実現しなかったでしょう。


 私自身も、人生の中で「もう終わりかもしれない」と思うような状況に直面したことがあります。しかし、振り返ると、そのすべての中で神さまが働き、救いへと導いてくださいました。もしあなたが今、「もうダメかもしれない」と思う状況にあるなら、どうか神さまに祈ってください。神さまは、あなたの目には見えなくても、必ず働いておられます。


「王の命令と法令が届いたところは、どの州、どの町でも、ユダヤ人は喜び楽しみ、祝宴を張って、祝日とした。この地の諸民族の中で大勢の者が、自分はユダヤ人であると宣言した。それはユダヤ人への恐れが彼らに下ったからである。」(17節)


 この日を記念して、ユダヤ人はいまでもプリム祭(ユダヤ人がハマンの陰謀から救われたことを喜ぶお祭り)を祝っています。今年(2025年)は3月14日に行われます。ユダヤの民が「悲しみが喜びに変えられたこと」を記憶し、感謝をもって神を礼拝する日です。


 私たちの人生にも、困難や不安、悲しみがあります。世界には戦争や争いがあり、個人的な試練も絶えません。しかし、神さまは絶望を希望に変えるお方です。エステル記8章を通して、神さまがどのように働かれたかを知るとき、私たちは今の試練の中でも希望を持つことができます。

 プリム祭のように、私たちも神さまの救いを喜び、感謝をもって歩んでいきたいと思います。



愛する天のお父さま

 エステルとモルデカイを通して、あなたの救いのご計画を知ることができました。私の人生にも、あなたの導きがありますように。困難の中でもあなたを信じ、勇気を持って行動できるように助けてください。

 今、苦しみや不安を抱えている人たちが、あなたの恵みによって励まされ、悲しみが喜びに変えられることを信じます。プリム祭のように、あなたの救いを心から喜び、感謝する者とならせてください。

 イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。


 
 
 

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