top of page
hccnichigo

2024年9月6日 列王記第二16章

 この章では、冒頭から、20歳で王となり、エルサレムで十六年間王であったアハズ王は、その父祖ダビデとは違って、彼の神、主の目にかなうことを行わずとあります。


 異邦の民の、忌み嫌うべき慣わしをまねて、自分の子どもに日の中を通らせることまでしました。(3節)又、アラムの王レツィンと、イスラエルの王レマルヤの子ぺカが戦いのためにエルサレムに上って来た時に、アハズは、アッシリアの王に、「私はあなたのしもべであり、あなたの子です。どうか上って来て、私を攻めているアラムの王とイスラエルの王の手から救ってください。」と懇願してしまいます。(7節) 

 アッシリアの王に銀と金の贈り物を送ったので、アッシリアの王は彼の願いを聞き入れ、ダマスコに攻め上り、これを取り、その住民をキルへ捕らえ移し、彼はレツィンを殺します。(8、9節)アハズは、神のしもべであって、アッシリアの王のしもべではありません。 神の目には、アハズが主をないがしろにしたとしかうつりません。

 この30年後(BC701年)には、アッシリアの王セナケリブがエルサレムにやって来て包囲し、陥落させる寸前になるまで追い込むことになります。


 アハズ王の中に、その場しのぎの解決か対策を講じようとする私たち人間の姿をみます。偶像礼拝や、忌み嫌うべき慣わしにまどわされず、信仰に堅く立ち続けることが出来るのは、一方的な主の恵みであることを忘れず、わが主から目を離さないで、信仰から信仰へ進んでいきたいと願います。


主の祈り:アバ父、主よ、今日の御言葉を感謝します。あなたが私たち一人一人にご計画された道のみが、最良の道であり、それ以外に道はありません。 わかっていても、その道からそれてしまいがちな私たちを、いつも見守って下さっていることを感謝します。 

 救い主イエスキリストの御名によって祈ります。 アーメン


閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年10月10日 使徒の働き25章

「もし私が悪いことをし、死に値する何かをしたのなら、私は死を免れようとは思いません。しかし、この人たちが訴えていることに何の根拠もないとすれば、だれも私を彼らに引き渡すことはできません。私はカエサルに上訴します。」11節...

2024年10月9日 使徒の働き24章

「喜んで私自身のことを弁明いたします。」(10)  総督に前に召喚されたパウロは、ユダヤ人からの訴えに対して弁明します。この後、アグリッパ王の前でも「弁明」します。(26:1)  弁明とは、言い訳とは違います。訴えに対して事実、真実を語ることです。私たちも、信仰について弁明...

2024年10月8日 使徒の働き23章

『カイサリアでの捕囚』  主がパウロに語りかけた。11節「 その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしの事を証ししたように、ローマでも証しをしなければならない 」と言われた。  パウロは色々な人の反対を押し切ってエルサレムにやって来た...

댓글


bottom of page