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2024年9月19日 使徒の働き4章

23節「私たちは、自分たちが見たことや聞いたことを話さないわけにはいきません。」

 


 聖霊の力をうけたパウロとヨハネが大胆に民に伝道していた。その様子をみていた、祭司たち、宮の守衛長、サドカイ人たちは苛立って二人を逮捕した。そして、尋問したが、そのとき、ペテロは聖霊に満たされて、恐れずに大胆にイエスさまのことを証ししたのである。


11節「『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石、それが要の石となった』というのは、この方のことです。」


12節「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」


 聖霊に満たされた彼の口からでる言葉は、すべて真実なことで語らずにはおられなくなるということではないでしょうか。


 ある事実に基づいたドラマを観た時に今日の23節の御言葉に導かれた。


 この映画のタイトルは、「Fatima ファティマ」で、1916年春頃に実際にポルトガルのファティマで起こった話しを映画化したものである。幼いルシアと従妹のフランシスコ、ヤシンタの3人は、ある日、聖母マリアの生きている姿を見た。そして、3人は「聖母マリア」からのメッセージを受け取るのである。3人の幼子たちは、その真実を自分の両親や、教会の神父や市長たちに真実であると告げても信じてくれなかったのである。それでも3人は、両親や他者から蔑まれても、パウロが語ったように、自分たちが見たことや聞いたことを話さないわけにはいかなかったのである。最期は、ファティマの丘で、聖母からの大きな奇跡を目撃するのである。

 現実の話しでは、ルシアはシスターになり、97歳まで神に仕える者としての人生をおくったと言われています。この出来事は、カトリック教会により「ファティマの奇跡」として、バチカンが正式に認めたと述べられています。

 私たちクリスチャンも、聖霊の力をうけて大胆にイエス様のことを語れるようにと思わされるところです。


 

 天の父なる神さま。聖霊の力を受けることができるように、いつも聖霊に委ねる心を持てるようにしてください。そして、まだイエス様を知らない多くの人に、聖霊の力を受けて、私たちを大胆に語れる者へと導いてください。恐れを消してください、勇気を与えてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。



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