top of page
hccnichigo

2024年9月18日 使徒の働き3章

「イエスによって与えれる信仰が、この人を皆さんの前で、このとおり完全なからだにしたのです。」(16)

 

 生まれつき歩けない男が、ペテロの祈りによって立ち上がり、踊り、神を賛美するようになりました。

 民衆はこの出来事に驚いてペテロとヨハネのもとにやってきました。そこでペテロは「イスラエルの皆さん、どうしてこのことに驚いているのですか。どうして、私たちが自分の敬虔さによって彼を歩かせたかのように、私たちを見つめるのですか。」(12)と問いかけました。そして、この男性を癒したのは、十字架に架かったナザレのイエスなのだということを語ります。


 そして男性が癒されたのは、「イエスによって与えられる信仰」のゆえだと言うのです。ここで信仰という事を考えさせられました。信仰とは、イエスによって与えられるものだということです。

 信じる主体は、確かに「私」です。私の意志で信じることを選んだのです。ですからイエスは、たびたび「あなたの信仰が、あなたを救った」と言われました。しかし、その「あなたの信仰」とは、イエスから与えられた信仰をあなたが受け取ったあなたの信仰なのです。

 自分で獲得した自分の信仰ではなく、イエスに与えられた自分の信仰です。


 主は、私たちの人生の旅路を共に歩んでくださり、時にかなって必要な恵みをくださり、必要な信仰をくださいます。平凡な日常の時にも、人生の嵐の時にも、主は、必要な信仰を与えてくださいます。

 だから、もっと強い信仰を持たなければと自分を追い詰める必要はないし、ましてや人の信仰と比べることなどありません。

 今日の信仰も、明日の信仰も、信仰は主から与えられるのです。「イエスによって与えられた信仰」によって歩んでいきたいと思います。


天の父なる神さま


 今日も、あなたが与えてくださった信仰によって歩めることを感謝します。ついつい自分の力で信仰を強くし、保とうと思いがちな者たちがですが、どうかあなたから与えられる信仰によって歩むことができるように、私たちを導いてください。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

                              文:関真士


閲覧数:33回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年12月5日 歴代誌第二25章

「彼は主の目にかなうことを行ったが、全き心をもってではなかった。」―2節―  アマツヤも父ヨアシュと同様に、途中で主に従わなくなったことが記されています。主に全き心をもって最後まで従っていくことの厳しさ、むつかしさ、高慢さが問われるところではないでしょうか。...

2024年12月4日 歴代誌第二24章

「ヨアシュは、祭司エホヤダが生きている間は、主の目にかなうことを行った。」(2)  この章は、かなり気の滅入る内容だ。前章のように特別な器として神に守られて王になったヨアシュであった。彼は、壊れた神の神殿を建て直した。まさにリバイバルの器である。しかし、祭司エホヤダの死後、...

2024年12月3日 歴代誌第二23章

『幼きヨアシュ王』    神殿内で、密かに7年間も守られて育ったヨアシュ、きっと彼を守っていた祭司エホヤダの家族は祈りながら育てたことでしょう。ついに祭司エホヤダは、秘密裏のうちにユダのすべての町からレビ人の氏族の頭と連絡をとって、主が与えたダビデ契約、ダビデ王の子孫から本...

Comments


bottom of page