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2024年9月11日 列王記第二21章

 ヒゼキヤ王の後を継いだマナセは12歳で王となりました。まだ若過ぎて分別がつかなかったのか、側近に悪い者がいたのか、理由は定かではありませんが、彼はとんでもなく悪い王でした。

 

「彼は父ヒゼキヤが打ち壊した高き所を築き直し、イスラエルの王アハブがしたように、バアルのためにいくつもの祭壇を築き、アシェラ像を造り、天の万象を拝んでこれに仕えた。こうして彼は、主がかつて『エルサレムにわたしの名を置く』と言われた主の宮に、いくつもの祭壇を築いた。」(3,4)


 マナセは、壊れていた祭壇を築き直しました。しかし、とんでもないことに、その祭壇は、バアルのための祭壇でした。8日の礼拝メッセージの中では、主のための祭壇を築き直すことが語られましたが、この章では、バアルの祭壇を築き直すという話です。

 私たちが築いている祭壇は、主の祭壇なのか、バアルの祭壇なのか、同じ祭壇でも全く違うものです。


 私たちが築くべき祭壇は、主のための祭壇です。罪を取り除いてくださるイエスの十字架、それゆえに自らを最高の捧げものとして礼拝するための祭壇です。

 この十字架と礼拝を意味する祭壇を、自らの存在の真ん中に堅く据えたいと思います。ゆめゆめ、バアルの祭壇を築き直すことがありませんように。


天の父なる神さま

 私たちが、十字架と礼拝を意味する祭壇を、存在の真ん中に、人生の真ん中に堅く据えることができますように。そして、私たちが祝福の源として整えられ、その使命を果たすことができますように。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン 

                              文:関真士


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