top of page
hccnichigo

2024年8月3日 列王記第一4章

「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、海辺の砂浜のように広い心を与えられた。」29節

 

 この章では、29節の御言葉にあるように、ソロモンが神さまから与えられた知恵をどのように使ってイスラエルを治めたのか書かれています。


ソロモン王

────────────────────────────────────────

司祭(アザルヤ) 書記(エリホレフ) 史菅(ヨシャファテ) 軍司長(ベナヤ)

────────────────────────────────────────

財務長官(アザルヤ)王の友(ザブデ) 宮廷長官(アヒシャル)役務長官(アドニラム)

────────────────────────────────────────

イスラエル全土の守護(12名)

────────────────────────────────────────

1. フル【エフライムの山地】

2. デケル【マカツ、シャアビム、ベテ・シメシュ】

3. ヘセデ【アルボテ、ソコ、ヘフェル】

4. アビナダブ【ドルの全高知】

5. バアナ(アヒルデの子)【タナク、メギド、ベテ・シェアン】

6. ゲベル 【ギレアデのラモテ】

7. アヒナダブ 【マナハイム】

8. アヒマアツ 【ナフタリ】

9. バアナ(フシャイの子)【アシェルとベアロテ】

10. ヨシャファテ(パルアハの子)【イッサカル】

11. シムイ(エラの子) 【ベニヤミン】

12. ゲベル(ウリの子) 【ギレアデの地】


 ソロモン王の統治下でさまざまな役職があり、そしてイスラエルを12の地域に分け、それぞれに守護をおきました。そうすることで食料や税の徴収を効率よくおこなえ、王国全体の繁栄につながったことになりました。25節には「ユダとイスラエルは、ソロモンの治世中、ダンからベエル・シェバに至るまでのどこでも、それぞれ自分のぶどうの木の下や、イチジクの木の下で安心して暮らした。」とあります。これはまさに王国の平和と豊かさをあらわしています。


 こうした多くの役職の中で、特に私の目を引いたのは「王の友」という役職でした。

 王の友と言っても、単なる友人関係でなく、ソロモン王の信頼をうけ、王に助言をしたり、王の決断や政策に影響を与えるような存在だったと思います。


 以前学びのクラスで、関先生がおっしゃった言葉を思い出しました。「イエス・キリストはあなたにとってどのような存在であり関係ですか?」という質問に対して、先生は「イエス・キリストが友のように語り合える存在になった」と答えられていました。

 この言葉を聞いたとき、私は驚きと共に新たな気づきを得ました。イエス・キリストとの関係がそのように深く、親しいものになり得るとは思ってもみませんでした。この「王の友」という役職を思い起こし、イエス・キリストがそのように大切な存在であることを感じました。今の私にとって、イエス・キリストはまだ「友」とは言えないかもしれませんが、私もいつか先生のように、イエス・キリストと友のように語り合える関係を持てたらと強く願っています。


 神さまがソロモンに王の友をお与えになったように、私たちにとっての王の友はイエス・キリストです。神さまは、私たちが困難や試練に直面したとき、イエス・キリストを通じて愛と導きを与えてくださいます。神さまの愛と導きは私たちの想像を超えたものであり、その深さと広さは計り知れません。


 日々の生活の中で、神さまの声に耳を傾け、祈りを通じて神さまの導きを求めていきたいと思います。



愛する天のお父さま

 今日もあなたの愛と導きに感謝します。ソロモン王に知恵と英知を与え、イスラエルを治める力を授けてくださったように、私たちにも日々の生活において必要な知恵と導きをお与えください。祈りを通じてあなたの声に従うことができますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


閲覧数:26回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年12月31日 ローマ人への手紙15章

『イスパニア伝道』  2025年も、主と共に歩む年でありますように、与えられた喜びで満たされ、溢れでて、未だ主を知らない方々へ祝福として流れ出しますように!  スペインには、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼のという数百キロにわたる徒歩の道があって、巡礼路として毎年およ...

2024年12月30日 ローマ人への手紙14章

『信仰の弱い人を受け入れなさい』  昔、聖書の学び会で自分はこのように思う、その理由は聖書のこの箇所でこのように書いてあるからだと強く自己主張をしていた人を思い出す。聖書の学びが長く知識が豊富な人が、初心者で聖書知識にうとく、未だ信仰の弱い人を見下すような者がいるのことを経...

2024年12月29日 ローマ人への手紙13章

「権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る。」  ローマ人への手紙13章では、クリスチャンの行動の原則が、上に立つ権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る、と三つにまとめられています。  権威に従うとは、存在している権威はすべて、神によって立てられている。こ...

Comments


bottom of page