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2024年6月24日 サムエル記第二9章

 ダビデはヨナタンとの友情の誓いのために、たった一人の生存者ヨナタンの息子メフィボシェテを探し出して、彼に真実を尽くすのである。


 とても心に響いてくるダビデの誠実な信仰の姿である。ダビデは主によってすべての戦いに勝利してもヨナタンとの契約は決して忘れていなかったのである。その契約とは、サムエル記第一20章:12~17にある内容です。

 

 ヨナタンはダビデに言った。『イスラエルの神、主にかけて誓います。明日かあさっての今ごろまでに、父がダビデに対して寛大であるかを探ってみます。寛大でなければ、必ず人を遣わして、あなたの耳にいれます。もし父が、あなたに害を加えようと思っているのに、それをあなたの耳に入れず、あなたを無事に逃がさなかったなら、主がこのヨナタンを幾重にも罰せられますように。主が父とともにおられたように、あなたとともにおられますように。もし私がこれ以上生きるべきではないのなら、あなたは、主の恵みを私に施して、私が死ぬことのないようにする必要はありません。しかし、あなたの恵みを私の家からとこしえに断たないでください。主がダビデの敵を地の面から一人残らず断たれるときにも。』ヨナタンはダビデの家と契約を結んだ。『主がダビデの敵に血の責めを問われますように。』


 ヨナタンも自分の命をかけてダビデと契約を結んだことがわかります。自分の命が絶たれることがあっても、自分の家族だけは助けてほしい、彼の家系が絶たれることがないようにということです。そして、今、ダビデはヨナタンとの契約を真実をもって息子のメフィボシエテに尽くそうとしたのである。そして、メフィボシェテは、王の息子たちのように、ダビデの食卓についてともに食をすることになったのである。


 ここから何が語られたかというと、人から受けた恩を忘れてはいけないということです。自分ができる時に、できる範囲で心から感謝をもってお返しをするということではないでしょうか。私たちクリスチャンは、イエス様によって無償の愛で救われました。その無償の愛を忘れてはいけません。そのお返しとは、主に栄光を帰すことになるのです。一人一人に与えられた賜物を用いて主の栄光のために喜びをもって仕えることではないでしょうか。



 愛する天の父なる神さま。ダビデを通して人の恩を忘れてはいけないことを語ってくださって感謝します。それ以上にイエスさまへの無償の愛のお返しを忘れてはいけないことです。私たちクリスチャンができることは、心から喜びをもって主に栄光を帰すことができるように仕えることです。どうぞ主のためにそのように用いられますようにお祈りします。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン



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