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2024年4月28日 ルカの福音書7章

 7章では、百人隊長が一人の死にかけているしもべのためにとったイエスへの行動と、罪深い女のとったイエスへの行動が心にとまった。


 百人隊長の6〜7節のイエスに言った言葉。


「主よ、わざわざ、ご足労くださるには及びません。あなた様を、私のような者の家の屋根の下にお入れする資格はありませんので。」6節(抜粋)


「ですから、私自身があなた様のもとに伺うのも、ふさわしいとは思いませんでした。ただ、おことばを下さい。そうして私のしもべを癒してください。」7節(抜粋)


 何と謙遜さがただよう発言でしょうか。また、しもべを癒してほしいという強い思いの発言は、愛ではないでしょうか。信仰とは、この百人隊長のように謙遜で他者への思いやりであるのです。


 もう一つ心に留まったのが、イエスがパリサイ人の家で食卓に着いておられた時に、罪深い女がとったイエスへの行動である。それは、イエスの足もとに近寄り、泣きながらイエスの足をぬらし、自分の髪の毛でぬぐって、イエスの足に口づけして、香油を塗ったのである。罪深い女とレッテルをはられた彼女は、恥じることも恐れずにただひたすら罪の赦しのためにとった勇気あるイエスへの行動だったと思います。彼女の泣きながらとったイエスへの行動は、赦しと愛に変えられていったのです。とても心に伝わってきました。これが罪を告白する者の姿ではないだろうかと思うところである。そして、イエスはシモンに言われた。


「ですから、わたしはあなたに言います。この人は多くの罪を赦されています。彼女は多く愛したのですから。赦されることの少ない者は、愛することも少ないのです。」47節



 愛する天の父なる神さま。謙遜になり又、他者を思うことほどむつかしいものはありません。私にとっての永遠の課題であります。謙遜になり他者を思う心を常に持ち続けることができますように、聖霊で満たしてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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