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2024年4月16日 士師記20章

『ベニアミン族との内戦』


 ここは、19章から続いてイスラエル12部族のベニアミン族と内戦に至る状況が示されている。今まで、イスラエルの民は外敵と闘い続けていたわけですが、今度はベニアミン族との身内の戦いとなります。 


 12部族の始まりは創世記のヤコブの息子達からですが、ベニアミンはヤコブと愛妻ラケルからの二人息子のひとりです。ヤコブが特に可愛がったヨセフと彼の兄弟ベニアミンに対してヤコブが死の床でそれぞれの息子達の将来を預言しています。特にベニアミンについて、こんな預言がされています。創世記49章27節「ベニアミンは、噛み裂く狼。朝には獲物を食らい、夕には略奪したものを分ける。」当初から息子のベニアミンは気性が荒い、戦士向きの性格だったのでしょう。それで愛妻ラケルの同じ息子で、気が優しいヨセフを可愛がったのかもしれません。12部族は先祖の気質を受け継ぎます、ですからベニアミン族からは勇敢な者が多く出てきています。


 例えば、不思議な話ですが、内戦の結果、制裁を受けたベニアミン族から、この後に全イスラエルの初めての王となるサウル王が登場してきます。またペルシャ時代には、エステル記に出てきます、ユダヤ人を抹殺しようとする危機から、命をかけて救った王妃エステルとモルデカイもベニアミン族出身ですし、新約聖書の多くを書き記した、異邦人伝道の先駆者であるパウロもベニアミン族です。ですから良きも悪きも、ベニアミン族には、勇敢に戦う血統が流れているのでしょう。

 ベニアミン族との内戦は、圧倒的に兵力がある11部族が2度も敗れてしまいますが、士師記20章28節抜粋「私はまた出て行って、私の同胞ベニアミン族と戦うべきでしょうか。」主は言われた。「攻め上れ。明日、わたしは彼らをあなたがたの手に渡す。」そうしてその通りにベニアミンが敗れ、内戦は終わります。


 この悲惨な話が何を示しているのか、自分にも見えていませんが、恐らくこれからイスラエル民族が一丸となるために、イスラエルの王を求める土台となった内戦だったかもしれませんし、または各部族が、主の義ではなく、自分たちの義に生きている事への警告だったのかもしれません。


祈り

自分の兄弟姉妹を思うに、結婚してからそれぞれの家庭を築き、その家の気風もバラバラになっております。主に在って一つになる事ができますように、主のみことばである聖書の教えを土台とできますように、家族伝道を続けて働きかける機会が多く与えられますように導きください。アーメン   

文:森 宗孝


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