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2024年3月8日 ヨシュア記21章

hccnichigo

主が彼らの父祖に誓ったことは、すべて実現した。


 ヨシュア記13章でも述べたけど、レビ人は、イスラエルの民が金の子牛を作って偶像礼拝した時でもモーセの命令を守りモーセに従った民である。その結果、神はレビ人を祝福し聖なる仕事をするように選ばれたのである。それゆえ、レビ人は聖なる部族である。イスラエルの民への相続の分割が終わった時に自分たちの居住地と放牧地を与えてほしいと申し出たのである。レビ人の謙遜さが示されるところではないだろうか。


 レビ族に対する居住地と放牧地がくじによって与えられたことが列挙されています。彼らの町は一つのところに集まっておらず、それぞれの部族の相続地にまんべんなく散らばっていることがわかります。これを地図で見ると、のがれの町と同じように、イスラエルの土地全体に広がっているのを見ることができます。また、20章において定められたあの6つののがれの町が、彼らの居住地に置かれていたこともわかります。このことは何を表しているのでしょうか。イスラエル全体に、レビ人たちの霊的奉仕の影響が、まんべんなく広がっていたということです。


 レビ人たちの霊的奉仕とは、神に仕え、神と人との間の仲介者として、とりなしをすることです。言い換えるならば、彼らの役割は、人々にもう一度やりなおす機会を与えることであり、そのために励ましを与え立ち直らせていくことです。六つのがれの町が、レビ人の居住地におかれたことにもなるほどと思わせられるところである。イエス・キリストはご自身のからだを通して贖いの御業を成し遂げられました。そしてこの世を罪から救い、この世のさまざまな束縛から解放し、また癒されました。教会はキリストの体としてこのキリストの贖いの御業を継承し、この地上において実現していくという役割が与えられているのです。罪を犯した者、失敗した者、悪魔の手にある者たちをもう一度引き上げて、やり直しさせていくという務めがゆだねられているということが解釈されています。それは、私たちクリスチャンの使命でもないだろうか。


 やっとレビ族に居住地と放牧地の割り当てがなされ、イスラエルの12部族すべての相続地が完了しました。これは、主がイスラエルの父祖たちに誓ったことすべてが実現したのである。

「主がイスラエルの家に告げられた良いことは、一つもたがわず、すべて実現した。」21:45

主の約束されたことは必ず成就することである。アーメン。



 愛する天の父なる神さま。レビ人に与えられた使命は、私たちクリスチャンにも言えることを示してくださって感謝します。先にクリスチャンの道をあゆませていただいている私たちが、まだ救われていない人々のために用いられますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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