top of page

2024年3月7日 ヨシュア記20章

hccnichigo

『逃れの町の定め』


 逃れの町は、シナイ山のふもとでの十戒授与の直後に最初に命じられ、また、民数記35章、申命記4章にも記されている。


 なぜ逃れの町が設定されたのかというと:


*誤って人を打ち殺した者をまもるためである。

たとえ誤って人を殺した場合でも、殺人には違いないです。当然、殺した家族からの復讐が避けられないのは世の常です。しかし、主なる神は、人の命が失われることを望んでおられなかったのである。その人の命を復讐から守られるように、逃れの町を定められたのである。


*その人は会衆の前に立ってさばきを受けるためである。

さばきを受けるのは当然の報いである。逃れた町に住み続けなければならないことが罪の報いであったのでしょう。だが、その町の大祭司が死んだ後には、殺人者は自分の町、自分が逃げ出した町に帰って行くことができるのである。


*だれでもこの恵みにあずかれることである。

すべてのイスラエルの子ら、および彼らの間に寄留している人たちにも同じように適用されたのである。


 この逃れの町こそ、主なる神は、御子イエスを地上に遣わされる千年以上も前に、全人類の罪が赦される道があることを象徴的に示された事実であると言われています。


 新約時代に生きる私たちは、罪を犯しても、それを認めて悔い改めていけば、十字架のイエスの贖いの死によって赦されるのである。レントの期間中にこのようにイエスの贖いの死に、より一層触れさせていただけたことを心から感謝しています。


 愛する天の父なる神さま。あなたが、御子イエスさまが地上に遣わされるずっと前から、私たちの罪が赦される道があることを示されていたことに心から感謝します。イエスさまの傷ついた御手に私の手をかさね、傷ついた御足に私の足をかさねて、主とともに永遠に歩むことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


閲覧数:27回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年12月31日 ローマ人への手紙15章

『イスパニア伝道』  2025年も、主と共に歩む年でありますように、与えられた喜びで満たされ、溢れでて、未だ主を知らない方々へ祝福として流れ出しますように!  スペインには、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼のという数百キロにわたる徒歩の道があって、巡礼路として毎年およ...

2024年12月30日 ローマ人への手紙14章

『信仰の弱い人を受け入れなさい』  昔、聖書の学び会で自分はこのように思う、その理由は聖書のこの箇所でこのように書いてあるからだと強く自己主張をしていた人を思い出す。聖書の学びが長く知識が豊富な人が、初心者で聖書知識にうとく、未だ信仰の弱い人を見下すような者がいるのことを経...

2024年12月29日 ローマ人への手紙13章

「権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る。」  ローマ人への手紙13章では、クリスチャンの行動の原則が、上に立つ権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る、と三つにまとめられています。  権威に従うとは、存在している権威はすべて、神によって立てられている。こ...

Comments


bottom of page