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2024年3月6日 ヨシュア記19章

 この19章において、「彼らは地の割り当てを終えた。」(51)のです。12部族に対する相続地の割り当てが終わったとき、ヨシュアに特別に相続地が与えられたことも記されています(49)。


 それにしても、あくまでもこの地は、彼らにとって「相続地」なのです。カナンの土地は、神がアブラハムに「あなたの子孫にこの地を与える。」(創世記12章7節)と約束された土地なのです。だから父祖アブラハムからの相続地なのです。

 

 ガラテヤ書3章から4章にかけて、私たちは、アブラハムの祝福の相続人であることが記されています。

「あなたがたは、キリストのものであれば、アブラハムの子孫であり、約束の相続人なのです。」(ガラテヤ3:29)

「ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子供です。子であれば、神による相続人っです。」(ガラテヤ4:7)


 私たちは、カナンの地(パレスチナ地方)を相続地として与えられているわけではありません。私たちの相続とは、アブラハムの祝福です。それは、神の子どもとされること、つまり「救い」です。

 またエペソ1章3節には「神は、キリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」と記されています。

 私たちは、イエス・キリストへの信仰によって相続地、つまり天上の霊的祝福を得ているのです。私たちは神の子どもですから、子供は父の財産を相続する者なのです。

 それにしても、天上の霊的祝福とはいかなるものなのでしょうか。信仰のロマンがかきたてられます。

 

 天の父なる神さま

 私たちは、イエスさまを通して神の子とされ、天の父の相続人とされたことを感謝します。ああ! 主よ、それにしても天上のすべての霊的祝福とは、いかなるものなのでしょうか。胸が踊ります。どうか、この祝福を受け継いでいる者として、祝福に満たされ、祝福を分け与える者として、私たちを用いてください

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

文:関真士


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