13章は、イエスさまの語りかたが強い命令形になっていることに注目したい。「人に惑わされないように気をつけなさい。」「用心していなさい。」「祈りなさい。」「目を覚ましていなさい。」
イエスさまは、終末が近づいていることを述べられており、神のさばきがくだされるときにおこる前兆を記されている。
その前兆とは、偽キリストが現れ、人々を惑わすようになる。また、本物の信仰者が憎まれ、迫害されるようになる。
戦争がおこり、民族同士、国同士が敵対して、激しい苦難を味わうようになる。
また、異常気象のために地震や津波、飢饉がいろんな国でおこる。また、太陽や月や星など、天体の運行も乱れると言っている。これは異常気象のことでしょう。そうなると環境破壊の問題もますます深刻になっていくことである。
これらのことは、現在すでにおこっていることで、神のさばきの前兆がいろんな所で現れている時代であるのは私たちもいろんなメディアを通して知っていることである。
天地が消え去るのは、その日、その時がいつなのかはだれもしらない。
それゆえ、イエスさまは弟子たちに(私たちにも言えてることです。)終末に対する備えをする必要があることを述べられておられるのです。
気をつけて、用心して、祈り、目を覚ましていることが大切であるということです。
愛する天の父なる神さま。天地は消え去っても神のみことばは永遠のものであること、そのことを信じて心に良い備えをすることができますように助けてください。そして、常に心の目を覚まして、御声に聞き従って、祈ることができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン
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