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2024年2月16日 マタイの福音書28章

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『イエス様の復活ーいつも共におられるイエス様』


 イエス様が十字架上で息を引き取り、弟子のひとりのヨセフがイエス様の体を引き取り、きれいな亜麻布に包み、岩を掘って造った墓におさめ、そして墓の入り口に大きな石を転がしておきました(前章27章)。途方に暮れていたマグダラのマリアともう一人のマリアは、イエス様の遺体に油を塗るために石が塞いでいる墓のところまででかけて行きます。(1節)


 すると大きな地震が起こり、主のみ使いが天から降りてきて、女たちに伝えます。「あなたがたは、恐れることはありません。十字架につけられたイエスを捜しているのはわかっています。ここにはおられません。前から言っておられたとり、よみがえられたのです。さあ、収められていた場所を見なさい。そして、急いで行って弟子たちに伝えなさい。『イエスは死人の中からよみがえられました。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれます。そこでお会いできます』と。いいですか、私は確かにあなたがたに伝えました。」(5-7節)彼女らの驚嘆と歓喜を思うと想像も出来ません。生き返ったという事実が伝えられただけではなく、死んで再び生きておられるイエスに会うことができると告げられました。更に、弟子たちに知らせようと走っていくと、当のイエス様が「おはよう」と言って彼女たちの前に現れます。(9節)


 イエス様の復活は、信仰生活を送るわたしたちにとって、新しい出発です。 今まで死に向って生きていましたが、復活された主に出会うために走り出す者へと変えられていく出来事です。死んで生き返って、新しい命と務めを用意された私たちは、復活の主に出会うために行くだけです。  


 イエス様は言われました。「恐れることはありません。行って、わたしの兄弟たちに、ガリラヤに行くように言いなさい。そこでわたしに会えます。」(10節)そこで、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示された山に登り、イエスに会って礼拝しますが、ただし、疑う者もいました。(16-17節)


 イエスは近づいて来て、彼らにこう言われます。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(20節) わたしたちも出て行ってイエス様の復活を伝えようではありませんか。イエス様はわたしたちといつも一緒です。

 

主の祈り:イエス様、あなたが世の終わりまで、いつもわたしたちとともにいらっしゃるという力強い言葉をありがとうございます。すべてのことに感謝して、イエス様の名によって祈ります。  アーメン


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