先見者エフーはヨシャファテ王に告げた。「悪者を助け、主を憎む者を愛するというのですか。このことのゆえに、あなたの上に、主の怒りが下ります。」(2) これはユダの王、ヨシャファテがイスラエルのアハブ王と姻戚関係を結んだことを指していると思われる。
ちょっと考えただけだと、元はアブラハムから出た一つの民族であり、それが2つに分断されている今、姻戚関係に入り、また一つの民族となろうとする事はいいことのように思える。でも、アハブ王は異国の娘イゼベルとの結婚により、イスラエルに偶像を持ち込み、バアル崇拝を広めた人物であり、「彼以前のだれよりも主の前に悪であることを行った」王なのだ。(列王記第一16:30)
神様はこの状態のイスラエルとユダが交わることを喜ばれなかった。ユダまでもがバアル崇拝を始めかねなかったからだ。実際、民の心は主から離れつつあったのではないかと思われる。
それゆえこのエフーの言葉を受けて、ヨシャファテはユダの全土を巡り、民を主に立ち返らせた。そして、それぞれの町に裁き人を任命し、主を恐れ、真実と全き心をもって忠実に行うようにと命じた。
たとえ神様はこのようにお考えになるはずだと思えても、自分の判断に頼らずに、まず祈って神様の御心を求めていくことの大切さを思わされた。また、神様に何らかの形で罪を示された時には、ヨシャファテのようにただ悔い改め、そこから何かできることをしていけばいいのだと思った。
天のお父様、今日のみことばを感謝いたします。判断を間違っても、悔い改めに導き、立ち返るチャンスを与えて下さることをありがとうございます。数週間前の礼拝メッセージでは、神様を自分勝手に理解していないかということが頭に残りました。今後も神様との関係で間違った判断をするでしょうが、その度ごとにやり直し、真の神様を知ることができるようになることを感謝します。感謝して、イエス様の御名によってお祈りします。
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