『強くあれ』
アンモン人の先王ナハシュが亡くなり、その子ハヌンにお悔やみを送ろうとしたダビデでしたが、誤解されて、全面戦争になってしまいました。ハヌンに仕えるアンモン人の首長たちが、ハヌンをそそのかしてしまいます。「ダビデがあなたのもとにお悔やみの使者を遣わしたからと言って、彼が父君を敬っているとお考えですか。 彼の家来たちは、この地を調べ、くつがえし、探るために来たのではないでしょうか。」(3節)。
ダビデの将軍ヨアブが兄弟アビシャイに言ったことに目が留まりました。「もしアラム人が私より強かったら、あなたが私を救ってくれ。もしアンモン人があなたより強かったら、私があなたを救おう。 強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために、奮い立とう。主が、御目にかなうことをされるのだ。」(12⁻13節)
主は、ヌンの子ヨシュアに「強くあれ。雄々しくあれ。(ヨシュア記1:6)と語られ、そして、イザヤ書の41章10節では、「恐れるな、わたしはあなたとともにいる。たじろくな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」と言われました。何と力強い主の御言葉でしょうか! 自分がとてもひ弱に感じ、生きる指針を失いそうになる時に、聖書に戻り読み返す聖句、とても勇気づけられる神の御言葉です。将軍ヨアブも、自分にも言い聞かすようにアビシャイに言ったことと思います。
一人ではなく、二人で互いに協力しあい支えあうことで、勝利の道に一歩近づくことが出来ます。お祈りにも同様なことが言えるのではないでしょうか?「まことに、もう一度あなたがたに言います。あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。」(マタイの福音書18:19)ハワイにいる私たちは戦場で戦ってはいませんが、毎日の日常の中で、色々な戦いに対面することがしばしばあります。
主への祈り:今日の御言葉を感謝します。聖霊様、私たちが、病んでいる時、弱さを覚えている時、あなたの助けを大声で呼び求めるときに、あなたがそこにいて、私たちを導いて下さり、祝福を与えて下さることを感謝します。アーメン
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