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2024年10月6日 使徒の働き21章

hccnichigo

私は主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことも

 覚悟しています。」―13節(抜粋)―


 パウロは、いよいよエルサレムに向かって行きます。そこには、主イエスのエルサレムに上る最後の旅が死の旅であったように、パウロも大きな迫害が待ち受けていたことが、預言者アガポによって語られています。だが、パウロは13節で語っているように、主イエスの名のため、死ぬことも恐れずに行くのであると語っています。


 パウロの願いは、イエス様のようになることでした。イエス様のようになるとはどういうことかというと、キリストの死と同じ状態になると言われています。イエス様は、ルカの福音書13章33節で語っています。


「しかし、わたしは今日も明日も、その次の日も進んで行かなければならない。預言者がエルサレム以外のところで死ぬことはあり得ないのだ。」―13:33―


 パウロは、イエスを信じることによって罪が赦されるという福音を伝える使命だったからです。クリスチャンである私たちもそのことがどれだけ大切なことであるかは知っています。それゆえに、私たちにもこの福音を伝えていく使命があるのではないかと思わされるところです。


 教会に来られていた未信者の方が、俺は死ぬ間際までキリストを受け入れないことにしている。なぜなら、クリスチャンになったらやりたいこともできなくなるから。やりたいことを全部し終えてもうだめだと死の宣告を受けたらキリストを受け入れると、言われていました。その後、果たして、そういうふうになされたかは知りませんが、実に寂しい考えかただなあと思わされました。もしその方が早くイエスさまを受け入れていたら、自分のやりたいことが、主に在って、きっと実のある充実したものになっていたのではないでしょうか。



 パウロの覚悟を通して、自分の人生の中でこれからも色々と問われることが多々あると思います。弱い私には、いつも聖霊さまの支えが必要です。どうそ、その覚悟が自分の思いに頼らずに、常に主の御心に聞き従って、委ねていくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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