「この町のユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。」(11)
激しい迫害の中、パウロの異邦人宣教が進んできます。ベレヤという町では、みことばを受け入れる者たちが現れました。ここに「毎日聖書を調べた」と記されています。ベレヤの町の人々のこの姿勢は素晴らしいと思います。イエスが本当にメシヤであるかどうか、それを感情や感覚ではなく聖書に答えを求めました。聖書にどう書かれているか、これが唯一の判断基準です。
これは私たちも身につけたい事です。常に聖書にはどう書かれているかを基準として、物事を判断していくのです。そのためには、毎日聖書を調べる、つまり聖書に精通することです。
聖書を調べるためには、調べる方法があります。ただ読んだだけでは理解が難しい箇所がたくさんあるでしょう。その時には、適切な解説書などを用いるのもいいでしょう。あなたが難解だと感じる箇所は、他の人にとってそうである場合が多いです。ですから何だかの答えが出ていることが多くあります。
聖書を深堀するととてつもない宝物が発見されることでしょう。
天の父なる神さま
ベレヤの町の人たちのように、常に聖書に答えを求め、聖書を調べる私たちでありますように。そしてみことばの深みへと私たちを導き入れください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
文:関真士
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