『神に依り頼む』
ここでは、前章に引き続き、系図が描かれていますが、ヨルダン川東岸に住むイスラエルのルベン族、ガド族、マナセの半部族について書かれています。
ルベン族は、長子の権利を奪われました。イスラエルのそばめのところに入ったからです。(1節)それゆえ長子の権利は剥奪され、ヨセフが長子の権利を受けました。 ヨセフの子エフライムとマナセがそれぞれイスラエルの直接の養子となり、全イスラエルの中で主要な部族の二つになることになります。
2節では、ユダは彼の兄弟たちの間で勢いを増し、君たる者もそこから出たとあり、これは、君たる者つまり君主ダビデ、ひいてはダビデの子キリストのことです。
11節からガド族の子孫のことが、23節からはマナセ半部族のことが書かれています。その間18節から22節において、この二部族半が共に戦って勝利したことが書かれています。彼ら(ルベン族、ガド人、マナセの半部族)は、ハガル人、および、エトル、ナフィシュ、ノダブと戦いを交えたが、助けを得てこれらに当たったので、ハガル人およびこれとともにいた者はみな彼らの手に渡された。それは、彼らがその戦いのときに神に叫び求めたからである。彼らが神に依り頼んだので、神は彼らの願いを聞き言えられた。(19-20節)
主への信頼が私たちに勝利をもたらします。
主に依り頼むこと、つまりは、常に、神が私たち一人一人に計画されているご計画を真っ先に求めることではないでしょうか。忍耐に欠け、即答を求めがちの私にとっては、言うは易し、行うは難い道だなあと困惑し、ため息をついてしまいます。
主の祈り: 天の父なる神様、今日の御言葉を有難うございます。どうか私たちが即答に走らず、あなたのご計画をまず第一に求めれる温和な心になり、あなたのご計画が示されるまで待てる忍耐を、聖霊様を通してお与え下さい。主イエスキリストの御名によって祈ります。 アーメン
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