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2024年10月12日 使徒の働き27章

hccnichigo

 パウロは囚人としてローマに向かう途中、航海が危険であると警告します。しかし、百人隊長はパウロの言葉ではなく、船長の判断に従い、出航することを選びました。その結果、嵐に遭遇し、船は大きな危機にさらされることになりました。それでも神さまはパウロに全員の命が守られることを告げ、彼の信仰により、最終的に全員が助けられる結果となるのです。


 パウロの言葉に耳を傾けず、自分たちの判断を優先しましたが、百人隊長がパウロの言葉を受け入れていれば嵐の危険をさけられたかもしれません。私の歩みの中でも、神さまの声に耳を傾けず、自分や世の判断、そして他人の意見に従ってしまうことがあり、その結果、予期せぬことに直面したりすることがあります。


「ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。」25節


 パウロの信仰のように、どんな状況にあっても神のさま言葉に信頼するならば、神さまは必ず最善を尽くしてくださいます。時に失敗や誤った選択をすることがありますが、かえってその時の方が神さまの御心を知りたいと、御言葉に耳を傾けようとすることがあります。また、神さまも私たちの過ちや失敗を通しても働いてくださいます。


「こう言ったのです。『恐れることはありません、パウロよ。あなたは必ずカエサルの前に立ちます。見なさい。神は同船している人たちを、みなあなたに与えておられます。』」24節


 神さまの導きに従わなかったとしても、最終的には約束されているように、救いの手を差し伸べてくださいます。

 常日頃から、神さまに心を開き、どんな小さなことでも神さまの声を聴く耳をもちたいと思います。



愛する天のお父さま 

 あなたが日々私たちに語りかけてくださることを感謝します。私たちが自分の判断に従うのではなく、あなたの導きに従って歩むことができるように助けてください。失敗したとしても、あなたが常に最善を尽くしてくださると信じます。どんな状況でも、あなたの救いを信頼して前に進むことができますように。イエス・キリストの御名によって、祈ります。アーメン


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