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2024年1月6日 申命記21章

2024年1月6日 申命記21章


 イスラエルの民が約束の地に入ってから守る事柄について語られています。殺人事件、捕虜の女性との結婚、反抗する子、長子の相続の権利、木にかけられた死体についてです。


 最初に書かれている約束の地で起こった殺人事件の規定では、犯人が不明であっても、罪のない者の血を流した罪は、最も近い町の長老であり、レビ族の祭司の助けを得て、神の前で罪を除き去るとあります。それは、罪のない者の血によって血をきよめるために、くびきを負って引いたことのない雌の子牛をとり、水の流れている谷で首を折ります。そして、神さまに罪の赦しを求めるために、長老たちは、その雌の子牛の上で手を洗い、神さまに祈って、自分たちの手はこの血を流さず、目は何も見なかったと証言するのです。


「主よ、あなたが贖いだされた御民イスラエルをお赦しください。咎のない者の血を流す罪を、御民イスラエルのうちにおわせないでください。」こうしてかれらは流血の咎をゆるされる。」(8節)


「このようにして、あなたは、主の目にかなうことを行うとき、咎のない者の血を流す罪をあなたがたの中から除き去ることができる。」(9節)


 ここで、私たちの罪の赦しと神さまとの和解のために、十字架で流されたイエスさまの血につながります。子牛の血が清めの儀式に用いられたように、イエスさまの血も私たちを神の前にきよくし、罪から解放してくれました。イエスさまの犠牲により、私たちは神さまの恵みによって赦され、新しい命を受けることができたことに感謝しかありません。

 また、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは自分が何をしているのかが分かっていないのです。」と祈るイエスさまの愛の深さに心が留まります。


愛する天のお父さま。自らの力では救われることはできません。しかし、あなたがご自身の御子、イエス・キリストを差し出して、私たちの罪を贖ってくださいました。主よ、あなたの恵みに感謝します。み言葉が私の心に住み、あなたの意志に従う力をお与えください。罪を赦し、導きを与えてくださる十字架の愛を心に刻み込み、その愛に従って生きる力をお与えください。イエスキリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン


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