いよいよ幕屋の建設が始まります。まず、神さまから幕屋を作るために必要な知識と技術という賜物を与えられたベツァルエルとオホリアブを中心に呼び集められました。
「ベツァルエルとオホリアブ、および、聖所の奉仕のあらゆる仕事をする知恵と英知を主に授けられた、心に知恵ある者はみな、すべて主が命じられたとおりに仕事をしなければならない。」1節
そして、36章8節~38節では、神さまから与えられた才能と能力を持つ職人たちが、神さまの指示に忠実に従い幕屋を建設していく様子が描かれています。
ひとりひとりに与えられたそれぞれが持つ才能や能力は、神さまからの恵みであり、それを神さまの栄光のために使うことが求められていると思います。自分の力ということでなく、与えられている恵に頼りながら歩むことを学ばされます。
「それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。」Ⅰペテロの手紙4章10節
以前に賜物テストをしたことがありましたが、上から順に知識・助け・奉仕という結果でした。私の賜物も神さまの計画の一部としてどのようなかたちで用いていただけるのかを楽しみにしたいです。
さて、聖所を造るには材料が必要です。そこで、イスラエルの民は5節にあるように、聖所を造るのに必要な材料をあり余るほどもってきて捧げたのです。
6節でモーセが「男も女も、聖所の奉納物のためにこれ以上の仕事を行わないように。」と命じて、イスラエルの民はもって来るのをやめたとあります。
イスラエルの民は神さまの計画に必要とされるものを心から喜んでお捧げし、幕屋の建設に携わる彼らとともに聖所を造るというひとつの目標に力を合わせたことがわかります。
お互いの賜物を尊重し合い、兄弟姉妹の協力でチームワークとなったとき達成される力は一人の力をはるかに超えたものとなり、目標に向かってより強力に進むことができるものです。
愛する天のお父さま、それぞれに与えられた恵みである賜物を神さまの栄光のために用いられますように。そして心から喜びをもって奉仕ができ、お捧げができますように導いてください。イエス・キリストのお名前を通してお祈りします。アーメン。
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