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2023年8月7日 出エジプト記10章

『頑なな心』 アイゾン直子

 イスラエルの民を去らせないファラオのゆえに、これまで7つの災害がエジプトに下りました。最初の3つはイスラエルの民も含め、エジプト全土に下りましたが、4つ目以降はエジプト人のみに下るようになりました。

 幾度、災いに遭おうと、またエジプトの民が苦しもうと、頑なにイスラエルの民を去らせようとしないファラオに次なる災いの預言が伝えられます。いなごと闇です。いなごの大群はエジプトの作物を食い荒らし、肥沃であった土地を荒らしました。そして漆黒の闇はエジプトに恐怖を与えました。しかし、王の頑なさが変わることはありませんでした。9回にわたる災いは、エジプトの王の心に何のダメージも与えませんでした。それだけ彼のプライドは高かったのだと思います。

 ファラオの頑固さを思いながら、自分はどれくらい頑固なのだろうと考えました。信者になる以前の私は非常に頑固でした。親からもよくそのように言われました。しかし信者となってからは、かなり柔軟になったと自負していましたが、実はそうではなかったことが示されました。

 頑固さについて調べていたところ、小学館が運営しているサイトで頑固な人の特徴についての記事を見つけました。それによると頑固な人とは、自分の考えを貫き通し、反対意見には耳を貸さず、自らの考えや価値観による思い込みや固定観念を相手に押し付け、自分の間違いを認めることが出来ない人、とありました。記事にはさらに細かな説明が付いているのですが、それらを読んですべて自分に当てはまっていることに驚愕しました(https://domani.shogakukan.co.jp/484083 参照)。

 過去の私は自分流のこだわりをたくさん持っていました。それらは今も聖化の途中にありますが、未信者だった頃はそのこだわりによってすべてを測り、解決していました。頑固という言葉を避けて「こだわり」としたところに自身のプライドの高さを思い知らされます。しかし聖書の神は、それらを砕くために忍耐強く私を訓練してくださり、神にとって喜ばしくない頑固という性質をも良いものに変えてくださいました。主こそ王の王という固い信仰が与えられました。ハレルヤです。 

祈り: 愛する天のお父さま。無から有を創造されるあなたは、悪いものからも益を生じさせてくださるお方です。周りや自分の考えではなく、あなたが与えてくださる良いものだけを受け取ることが出来ますよう導いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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