「主はモーセに言われた。「見よ、わたしはあなたをファラオにとって神とする。あなたの兄アロンがあなたの預言者となる。」(7:1)
これは、いわゆる口べたであると自覚し(4:10、6:12、そして6:30を参照)、何度となく主の仰せを拒むモーセに対して言われた神の言葉です。
さて、イスラエルの人々を、エジプトの国から導き出すという主のご計画を、モーセとアロンは、命じられたとおりに実行しようとします。主は、しるしと不思議をエジプトの国に多く行っても、ファラオはモーセとアロンの言うことをきかないことも御存じでした。イスラエルの民を行かせようとしないファラオにご自身の存在をあかしするために多くのしるしと不思議を行われたのでしょうか(7:17、18)?
10の災いとしてしられる災いの最初が、アロンの杖でナイル川の水を打つと、ナイル川の水はすべて血に変わったことです(7:20)。当然、ナイル川の魚は死に、ナイル川は臭くなり、エジプト人はナイル川の水を飲めなくなり、全エジプトは飲み水を求めて、ナイル川の周辺を掘りました。
イスラエルの人々をエジプトの国から導き出すという大いなるご計画をモーセとその兄アロンに託された主は、「わたしが手をエジプトの上に伸ばし、イスラエルの子らを彼らのただ中から導き出すとき、エジプトは、わたしが主であることを知る。」と言われました(7:5)。
神様の存在を認識し、その神様のご計画に従順に従うことを求められる主、それは現代を生きる私達クリスチャンにとっても言えること。日々の暮らしの中でどうしたらその原点に立ち戻れるのでしょうか?
主の祈り:天に御在天の神様、口べたである者にも、助け手を備えて下さって、あなたのご計画を全うすることが出来ることも学びました。あなたのご計画は、人知ではとうていはかりしれないものですが、全てを良しとして下さるから感謝です。素直に従順にあなたの御言葉に従えるよう、聖霊様に触れることが出来ますように心から祈ります。 あなたの愛に感謝します。 アーメン
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