5章でモーセは、ファラオとの交渉で事態が悪いほうにいったことでかなり失望していた。6章では、このように動揺して、気落ちしているモーセに、主の励ましが述べられている。
主はモーセに言われた。「あなたには、わたしがファラオにしようとしていることが今に分かる。彼は強いられてこの民を去らせ、強いられてこの民を自分の国から追い出すからだ。」6:1 これは、主が、モーセに優しく諭す語調で、もうしばらく忍耐して待ってくれと励ましているのである。勝利を手にする為には、ありとあらゆることに対して忍耐がいるということなのでしょう。
そして、2節で、神はモーセに語り、彼に仰せられた。「わたしは主である。」の主の御言葉が6節、7節、8節、28節と語られている。主は何を語ろうとされておられるのか。解説者によると、大事なのは、あなたではなく、わたくしが主役なのだよ、ということです。
つまり、主がすべてを支配しておられます。すべてのことは主によるものです。そして、モーセ、そして私たちがしなければいけないことは、ただ主が命じられることに聞き従うだけです。その他のことはすべて主が責任を取ってくださるということである。
祈り: 今日の聖書の御言葉を感謝します。モーセをとおして、主のみこころを知ることがいかにむつかしいかを示されました。あなたのみこころを知ることができるような信仰生活を送ることができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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