『神の掟、十戒』
「わたしは、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出したあなたの神、主である。」2節
冒頭からその御言葉を述べた主は、そのことを覚えて、神と正しい関係を保つための戒めと人との正しい関係を保つための戒めを十戒に述べられるのである。この2節の御言葉は私たちすべての人にもいえることであります。イエスさまの十字架の血潮によって罪の奴隷から解放してくださって自由の身になったいうことであります。
わたし以外に、ほかの神があってはならない。
自分のために偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。
あなたの神、主の名をみだりに口にしてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。
あなたの父と母を敬え。
殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
隣人について、偽りの証言をしてはならない。
隣人の家を欲してはならない。
最後の戒め、隣人の家を欲してはならない、の隣人の家を物と置き換えて考えてみたら、それはとてもむつかしいことである。人が持っているものを見ていると目の欲にからんで欲しくなっていくことが日常茶飯事のことである。そうならないように、この戒めの御言葉を日々心に留めて歩むことができるようになれたらいいなと祈るだけである。
愛する天の父よ、私の目の欲がいつもつきまとっています。隣人の家が欲しくなります。そのような強欲に陥った時に義なる道を示してください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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