主の大いなる御力を見た民は主を恐れ、主とモーセを信じて主に向かって主をほめたたえる歌を歌った。そして女たちはタンバリンをもって踊った。しかし、その感動も束の間のごとく、民の不平が始まったのである。
15章では水が飲みたいと不平を言い、16章では食べ物(パンと肉)の不平をモーセとアロンに言った。主はイスラエルの民の不平を聞かれて、あわれまれて彼らにパンとウズラの卵を与えてくださったのです。ここで、もしイスラエルの民が神に自ら祈ったらきっとそれ以上のものが与えられたと思います。主は、きっと彼らの祈りを待っておられたことでしょう。
主は、イスラエルの民に六日間、夕暮れには肉を与えられて朝にはパンがあたえられたのである。そして、自分の天幕にいるおおくの人数分集めた人にも余ることなく、少しだけ集めた人にも足りることはなく、各自が食べる分に応じて集めたのである。神の御配慮でしょうか。朝まで残してはならないとモーセの言うことを無視して一部を朝まで残しておいたら、それは虫がわき腐っていたのである。神の教えに聞き従わない者への戒めではないでしょうか。
主が七日目に休まれる時もイスラエルの民に六日目に二日分のパンを与えて七日目には自分のところにとどまって、出てはならないと言われた。そのことを信じない民の中には集めに出て行ったが何もみつからなかったのである。このようなことにも従わない民がいたのです。それでも、神はこのような民を忍耐強く導かれるのである。
主よ、あなたはいつもどんな時でも私たちを忍耐強く導いてくださることを感謝します。このような恵みをいただいているのに不平を言う自分がいます。そのような時はどうぞ示してください。あなたの恵みの中にとどまり続けていく生活ができますように助けてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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