テトスへの手紙は、イエスキリストを信じるクリスチャンでありながら、ギリシャ神話のゼウスをとりいれた偽指導者により、真実の神さまと混合してしまい、クレタにある教会の信者たちの生活が乱れてしまっていたようです。
そこで、パウロは絶大な信頼を寄せているテトスへ、誤った教えを正し、イエスキリストの教えを生活の中で実践することを手紙に書き、教会の成長と神さまの栄光があらわされることを期待しました。
「しかし、あなたは健全な教えにふさわしいことを語りなさい。」1節
2節からは、神さまが望まれる家庭のあり方、年長者も若い男女においても、自制心や節度ある行動、お互いを愛し、敬うことが書かれています。
「慎み深く、貞潔で、家事に励み、善良で、自分の夫に従順であるように諭すことができます。神のことばが悪く言われることのないようにするためです。」5節
「また、あなた自身、良いわざの模範となりなさい。人を教えることにおいて偽りがなく、品位を保ち、」7節
この箇所を読んだとき、私は耳をふさぎたくなり、クリスチャンとしての信仰生活のふるまいが光に照らされ、穴があったら入りたい衝動にかられますが、実践している教科書のような光景を最近みたと...
それは、先日のメモリアルの船上で、仲良く肩を並べて座り、手をつないで寄り添うパスター関ご夫妻の後ろ姿でした。お二人の背中から、人生を共に歩まれているお二人の愛、尊敬、信仰が神さまの栄光を表しているようで、日々の生活からもそれが証しされてるなと思います。テトスのようなパスター関ご夫妻の教会にいられることに感謝します。
不完全で誤りも欠点もあり、みんなのお手本になるほどの信仰やふるまいを完璧に持っている私ではないですが、
「恵みとまことがあなたを捨てないようにせよ。それをあなたの首に結び、心の板に書き記せ。」箴言3-3
箴言3-3この御ことばの愛と真実を大切にすることを心にきざみ、あなたの教えに従い家庭内で愛と信仰を実践できますように、そして周りの人々に光となれますよう導いてください。
主の恵みと力により頼み、主によって変えられていきますように、イエス・キリストの御名を通してお祈りします。アーメン
Comments