『主の御心を知る』
4章でヤコブは私たちの正しい行いについて述べている。
自分が欲しっているのが自分のものにならないのは、求めないからだと語られている。マタイ7:7(抜粋)「求めなさい。そうすれば与えられます。」での聖句が浮かんできたが、それだけではだめだということである。ヤコブは3節で「求めても得られないのは、自分の快楽のために使おうと、悪い動機で求めるからです。」と述べている。
求める動機が自分の欲望のためなら、神は決して与えてくださらないのである。時々、求めても与えられなかったのは、神さまの御心ではなかったと自分にいい聞かせて納得させる自分がいた。でも、言い聞かせて、納得させる前に、求める根本的な動機が何なのか、それがどこにあるのかを見極めていくことを知る必要があるということではないだろうか。
そして、10節で「主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高く上げてくださいます。」と教えている。主の御前でへりくだることは、他者に対してもへりくだることにつながっていくことである。そうすれば、「主は、私たちに豊かな恵みを与えてくださる。」と約束されるのです。
祈り
天の父なる神さま。求めることは自分の欲望のためではなく、あなたの御心を求めることであることを示してくださって感謝します。あなたにへりくだる心をもつことができるように、そして、他者に対してもへりくだる心で寄り添っていくことができますように教えてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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