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2023年7月15日 へブル人への手紙 5章

「キリストは御子であられるのに、お受けになった様々な苦しみによって従順を学び、完全な者とされ、ご自分に従うすべての人にとって永遠の救いの源となり、メルキゼデクの例に倣い、神によって大祭司と呼ばれました」(8節~10節)

 

 大祭司は、「人々の中から選ばれ、人々のために神に仕えるように、すなわち、ささげ物といけにえを罪のために献げるように、任命されている」(1節)「自分自身も弱さを身にまとっているので、無知で迷っている人々にやさしく接することができる」(2節)「この栄誉は自分で得るのではなく、神に召されて受ける」(4節)と説明されている。

 この「人々の中から選ばれ」というのは、私たちと同じように弱さを知っている人であるということが大切だったからだ。弱さを知っているからこそ、私たちの側に立って、神様にとりなすことができるというのだ。イエス様は罪は犯されなかったが、人として弱さを持って多くの苦しみにあってくださった。それはすべて私たちのため、私たちへの愛の故だ。イエス様が神であるにも関わらず、人としてこの地にいらして下さったのは、大祭司として私たちを罪から永遠に贖い出してくださるためだったのだ。そしてイエス様を遣わしてくださったのは、父なる神様の愛である。


 この章にある「あなたがたは、年数からすれば教師になっていなければならないにもかかわらず、神が告げたことばの初歩を、もう一度だれかに教えてもらう必要があります。」(12節)というみことばは、頭が痛い!と感じた。クリスチャンになってずいぶん経つが、まだ教えていただいている身だ。何かあるとすぐにつまずくし、ぐらつく。固い信仰の上に立っていますとはとても言えない自分がいる。でも、イエス様はそんな私のために、大祭司として今も絶えずとりなしてくださっている。

「あなたがたの間で良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださると、私は確信しています」(ピリピ1:6)というパウロの確信に私も信頼を置いて、日々歩ませていただきたい。


天のお父様、あなたの愛をありがとうございます。イエス様が私の罪を贖うために、大祭司となってくださった愛を感謝します。私はまだ肉の弱さにぐらつきながら信仰生活を送ってしまうでしょうが、日々強められていくことを願っています。あなたの思うままに私が整えられて、あなたが立てて下さっている良いご計画のうちに歩めるようにどうぞ助けてください。


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