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2023年5月24日 創世記 7章

 現在日本では、「らんまん」というNHKの朝ドラが放送されている。「日本の植物学の父」といわれた植物分類学者,牧野富太郎氏のお話しである。牧野氏は「雑草というものは一つもない」と、一つ一つ草にはその場所にあったものが植生しそれぞれ名前がある、とのこと。槙野氏は二千五百以上の新種、新変種の植物を分類し命名した学者である。

 同じく人も、いらない人間などいないのです。自分がいくら小さく弱いものに感じても、神様の目には尊く愛おしい存在なのです。イザヤ43章4節にも「あなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」とあります。

 創世記7章,いよいよノアの箱舟に入る人や動物たち。ノアに主が語る。2・3節、「あなたは,すべてのきよい動物の中から雄と雌を七つがいずつ、きよくない動物の中から雄と雌を一つがいずつ、また空の鳥の中からも雄と雌を七つがいずつ取りなさい。それらの種類が全地の面で生き残るためである。」

 ここで私は「きよくない動物」も入れたんだと、少し驚いたわけです。理由はわかりませんが,全能の神が確かなる計画を持っていらっしゃるので安心です。理由が書いていないことに関しては,私は「私たち人間は知らなくてよい」のだと受け取ります。

 目的は書かれています。「それらの種類が全地の面に生き残るため」と書いてあり,こんな罪多くきよくないと思われる私までも生かして下さり、ありがたい思いでいっぱいです。


 私たちは神様の計画により生かされています。エレミヤ書29章11節にこうあります。「わたし自身,あなたがたのために立てている計画をよく知っているー主のことばー。それはわざわいではなく平安を与える計画であり,あなた方に将来と希望を与えるためのものだ。」


祈り:

 天の父なる神様,尊い御子イエス様を犠牲にしてまで私たちの罪を贖い救って下さり感謝です。こうして私たちは生かされています。二千年以上前に書かれた聖書,この御言葉,あなたの計画を信じます。どうか一人でも多くの人が御言葉に耳をかたむけ,イエス様のことを知りますように,そして宣教のための働き人が与えられますように。尊いイエス・キリストの御名により祈ります。アーメン


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