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2023年4月21日 ゼカリヤ書10章

 9章に続いて、10章では、来るべきメシア王国の様子が韻律のように描かれています。


「雨を主に請い求めよ。」と冒頭1節が始まります。収穫期に降って穀物の穂を実らせる「春の雨」は、現実の物質的な繁栄、収穫の豊かさを求めているのでしょうか。これは、捕囚から帰ってきた民が再び、物質的な豊かさを味わうようになることを願っています。


 2節は、過去を振り返っていて、テラピムは、士師時代に占いのために使用され、サウルの時代には罪とされたそうです。つまり、偶像崇拝のために、イスラエルが道を踏み外してしまったこと、そのように民に道を迷わせた支配者たち、宗教家たちに、主の裁きが下されたことを告げています。しかしそれはもはや過去のことで、神は彼らの罪を赦され、再び、イスラエルを強くされることを約束されます。

 豊穣をもたらされるのは、バアルの神(大地を潤す雨もしくは風の神)ではなく、主ご自身であり、人間の計画や努力によるのでもなく、主の恵みによるという。そして、主は約束されます。「彼らは、わたしに捨てられたことのないようになる」(6節抜粋)もはや過去は切り離され、神は過去を問われません。神はこれからの祝福のために過去を忘れてくださいます。

 神は、罪人である私たちをキリストにある罪の赦しに免じて義人とし、和解してくださいます。


 罪の結果は、取り返しのつかない事態を生み出します。 捕囚で散らされた民の中には、もはやイスラエルに戻ることの出来ない人たちもいたでしょう。

 神は災いを祝福に変えることができるお方です。

 ユダヤ人が捕囚によって散らされたことで、世界各地に自分たちの会堂を建て上げ、初代教会の弟子たちは、その会堂を渡り歩いて、福音を拡散しました。 もし会堂がなかったなら、キリスト教がこれほどまでに急速に広まらなかったでしょう。 

「わたしは彼らを国々の民の中に散らした。しかし彼らは遠い国々でわたしを覚え、その子供らと共に生きながらえて帰ってくる」(9節)

 エルサレムは、彼らの魂のより所として、再び神を崇める中心地となります。


 過去の過ちを悔い改め、偶像を捨てて、天地の創造主、主を認める者を、神は再び栄えさせてくださいます。「わたしは彼らを主によって強くする。彼らは主の名を誇る」(12節)。主にこそ、私たちの祝福があります。主にこそ、自分の守りがあり、支えがあり、主にあって道は新しく開かれます。


 天に御在天のお父さま、今日の御言葉を有難うございます。全てを益として下さる全能の神様、あなたの御名をほめたたえます。 あなたによりすがることが出来る恵みを感謝します。イエスキリストの御名によって祈ります。アーメン


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