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  • HCCnichigo

2023年3月9日 ディボーション

ミカ書 5章


『神の国の実現』 


 ミカ書5章は、4章に続いて神の国の実現が述べられている。2節ではメシヤ誕生のことが述べられていて、平和の将来が述べられている。イスラエルの群れを安全に守られ、そして、アッシリアが攻撃してきても、メシアは七人の牧者、八人の指導者を立てて彼らを滅ぼして、救い出してくださるのである。その時、ヤコブの残りの者は、主のもとから降りる露、青草に降り注ぐ夕立(神の恵みを示す者と解釈されている。)のようであると述べられている。又、彼らは、人に期待せずにただ神だけに依り頼む。そして、又、ヤコブの残りの者は世界中で森にいる獅子のように敵を滅ぼす者になると言われている。心に平安な気持ちが湧いてくるようである。


 だが、後半の10節以降では、主ご自身も怒りと憤りをもって、主に聞き従わなかった国々に復讐すると述べられているのである。それは、馬や戦車、要塞をみな破壊して、呪術者、占い師、偶像、偽りの神を滅ぼすと宣言されておられるのである。

 ミカ書3章11節で、「主は私たちの中におられるではないか。わざわいは私たちの上に及ばない」(一部抜粋)と高慢になっていた指導者たちの嘘の発言が重なってきた。私達クリスチャンにも言えることではないだろうか。クリスチャンだから、主が私たちの中におられるのだから、わざわいは私たちの上に及ばない。そのようなことは決して起こらないのである。クリスチャンであろうとなかろうと、主に聞き従わなかったら、主の復讐が待っているのである。その為にも、日々の自分のおかした罪を告白して、悔い改めていくことが最も大切なことであることが示された。


祈り

愛する天の父なる神さま。今日のみことばを感謝します。

あなたの怒りと憤りにあわないように、あなたに聞き従っていく道を歩ませてください。感謝し委ねて主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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