アモス書5章
『わたしを求めて生きよ。』
5章は、主のイスラエルに対する哀歌から始まっている。実に悲しみの歌である。イスラエルは地に倒れて二度と起きあがれなく、だれも起こす者もいない。そして、千人の兵士を送り出した町には百人しか戻って来ず、百人の兵士を送りだした町には十人の兵士しか戻って来ない。そこで、主は励ましのことばを述べられるのである。ベテルやギルガルの偶像に頼らず、「わたしを求めて生きよ。」そうでなければ、主は火の災いをもたらしてすべてを焼き尽くすと言われるのである。
アモスもイスラエルの民に声を張り上げて叫ぶのである。悪に気づいて悔い改めること。そうすれば、主は、あわれんでくださるからと。
私達クリスチャン生活においても問われるところである。「わたしを求めて生きよ。」それは、すべてを主に委ねて、主に信頼して、主の御心に寄り添って生きていくことである。そして、悪に気づいたら悔い改めることである。そうすれば、主の憐れみが私達の心に平安を与えてくださるのである。
「公正を水のように、義を、絶えず流れる谷川のように、流れさせよ。」ー24節ー 主は、公儀と正義は水が流れるように、尽きることなく流れさせよと命じている。なぜなら、この二つは神の国において霊的な生命の現れだからですと解釈されている。
祈り
愛する天の父なる神さま。あなたの御名を心からほめたたえます。
悪に気づいたら悔い改めることができますように。日々、「わたしを求めて生きよ。」 のみことばに生かせていただけますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
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