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2023年2月13日 ディボーション

ホセア書 12章

 

『主が良くしてくださったことを何一つ忘れず、絶えず主を待ち望め。』 アイゾン直子


 12章では、ヤコブの話が出てきます。エフライムの姿が、彼に似ているということなのかもしれません。ヤコブは、誕生する前から主に選ばれていた人でしたが、彼自身は、自らの力で祝福を得ようとした人でした。また恐れる対象を間違えた人でもありました。自らを長子と偽って、父イサクから祝福をもらいますが、兄エサウの復讐を恐れた彼はアラムの町に逃げ、そこで妻を迎えるために何年も働くことになりました。


 エフライムも、神に選ばれた民ですが、主以外の神を礼拝し、自らの経済的繁栄によって祝福を得ていると考え、カナン人の商人のように、欺きの秤で富を得ていても、罪を感じることさえありませんでした。彼らの目は、物質的な繁栄によって遮られ、主を恐れるよりも、近隣諸国を恐れました。


 ホセアがヤコブのことを語った理由は、エフライムもヤコブの子孫なのだから、主に立ち返り、誠実と公正を守り、絶えず主を待ち望む者が神の民である、ということを知らせるためだったのではと感じました。しかし民の高慢は、「私のうちに、罪となる不義は見つからない」(8節抜粋)と言わせるほどになっていました。


 ヤコブの場合、自らの弱さを認め、悔い改めて、神の道に戻りましたが、エフライムはそうではなかったところに、主の激しい怒りが彼らに下ります。彼ら十部族は、アッシリア捕囚によって永遠に離散の民となるのです。

 ホセアの預言を聞こうとしない民の姿を想像しながら、ふと、詩篇の聖句が思い出されました。

「わがたましいよ 主をほめたたえよ。

私のうちにあるすべてのものよ 聖なる御名をほめたたえよ。

わがたましいよ 主をほめたたえよ。

主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。

主は あなたのすべての咎を赦し あなたのすべての病を癒やし あなたのいのちを穴から贖われる。

主は あなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ、あなたの一生を 良いもので満ち足らせる。

あなたの若さは 鷲のように新しくなる。

主は 義とさばきを すべての虐げられている人々のために行われる。

主は ご自分の道をモーセに そのみわざをイスラエルの子らに知らされた方。

主は あわれみ深く 情け深い。

怒るのに遅く 恵み豊かである。

主は いつまでも争ってはおられない。とこしえに怒ってはおられない。

私たちの罪にしたがって 私たちを扱うことをせず 私たちの咎にしたがって 私たちに報いをされることもない。

天が地上はるかに高いように 御恵みは 主を恐れる者の上に大きい。

東が西から遠く離れているように 主は 私たちの背きの罪を私たちから遠く離される。

父がその子をあわれむように 主は ご自分を恐れる者をあわれまれる。

主は 私たちの成り立ちを知り 私たちが土のちりにすぎないことを 心に留めてくださる。」(103:1‐14)

 このダビデの歌が、常に人々の間で歌われていたなら、アッシリア捕囚、更には、バビロン捕囚なども起きなかったのではと思いました。人間がいかに、簡単に神を忘れ、神に背を向ける者であるかを、ダビデは彼自身の体験から学び、教えてくれています。


 北王国の王ヤロブアムという人は、ソロモンの家のすべての役務を管理するほどに、その働きが認められた手腕家でした。彼は、預言者アヒヤを通して、主から十部族を与えられました。ダビデのように、主の掟と定めを守り、主の道に従っていたなら、彼の王国は確かな家となったのです(列王記第一11:28‐38)。しかし彼は、主以外のものを恐れた結果、神の怒りを引き起こすことになりました。


 主以外のものを恐れる時、私たちは主の道から離れていきます。地位や権威を失うことへの恐れ、物質的な豊かさを失うことへの恐れ、また人からの評価に対する恐れなど、この世の中は、主以外のものを恐れるようにと、様々なサタンの誘惑が仕掛けられていることに気づく必要があります。


 自分自身、信仰と不信仰の間を揺らされる毎日に、自己嫌悪に陥りそうになりますが、神が良くしてくださったことを何一つ忘れず、絶えず神を待ち望む姿勢を習慣化することで、種々の誘惑から守られていくのだということを学びました。聖書のみことばに感謝いたします。


 祈り:愛する天のお父さま。聖書の中には、たくさんの命令形で書かれた聖句があります。今までそれらを何気に読んで来ていた私をお赦しください。それら命令形で書かれてある聖句はすべて、最も大切な教えであり、守るべき戒めです。私は、その戒め(愛)の中に生きたいと願います。みことばが、日々蓄えられますよう、お導きください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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