2023年12月3日 ヨハネの黙示録9章
- hccnichigo
- 2023年12月3日
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ヨハネの黙示録9章は、第五と第六の御使いラッパが吹いたときの出来事が記されている。
第五のラッパが吹かれたときにおこる災害は、天から地上に落ちてきた星によってもたらされたもので、この星は堕落した御使いを象徴するものだと解釈されています。その結果次の二つのことがおこると記されている。
第一に、底知れぬ所に通じる穴が開かれ、煙とともにいなごが地上に出て来ます。このいなごは昆虫ではなく、悪魔的な力をもつ存在である。
第二に、いなごは、額に神の印を持たない人たち(非キリスト者)に害を加えてよいと、神に言い渡された。その害とは、サソリが人を刺したときの苦痛で、死よりも激しい苦痛で、そのような状態で五か月間も生きていなければならなかったのである。実に想像を絶するものである。
そして、第六のラッパが吹かれたときにおこる災害は、大河ユーフラテスのほとりにつながれている、四人の邪悪な御使いが解き放たれ、人類の三分の一を殺すために二億の騎兵を率いて出陣します。彼らの乗る馬の口からは火と煙と硫黄が出ており、これによって多くの人々が殺されたのである。
このようにして、第五と第六のラッパが吹かれたときにおこる災害を、神は悪の世界をさばくために悪自体の力を用いられるのである。
20節と21節のことばに目がとまった。
「これらの災害によって殺されなかった、人間の残りの者たちは、悔い改めて自分たちの手で造った物から離れるということをせず、悪霊どもや、金、銀、銅、石、木で造られた偶像、すなわち見ることも聞くことも歩くこともできないものを、拝み続けた。」20節
「また彼らは、自分たちが行っている殺人、魔術、淫らな行いや盗みを悔い改めなかった。」21節
神がそうして回心の余地を残していても、しかし、そうして偶像崇拝に走った人間、あるいは、この世において悪を行うことを良しとしてしまっている人間については、結果的に、そうしたことをやめなかったと結論付けているのである。真の神をみる目が覆われてしまったのである。
祈り:
愛する天の父なる神さま。9章では、あなたのさばきによって悪人を殺す厳しいことが述べられていました。とても心が折れそうになりました。でもそれでも、あなたは、一人でも自分の罪を悔い改めて、あなたのまえに立ち返ることを待っておられます。あなたの恵みを心から感謝します。偶像礼拝をしている人々が一日もはやく真の神に目をひらくことができますように、私たちを用いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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