申命記12章は、約束の地で生きていく日々の掟と定めを具体的に教えている。初めに、正しい礼拝の仕方がしめされている。
先住民たちが彼らの神々を礼拝するために設けた場所はことごとく破壊せねばならないこと。その祭壇や彫像などを粉砕し、偶像の名をそこから消し去らなければならない。彼らは自分たちの息子や娘をいけにえにすることをしていた。決してこのような礼拝の仕方をまねてはいけないということです。
そして、イスラエルの民は神が選ばれた場所で礼拝を献げなければなりません。民はここに行って様々なささげ物やいけにえを携えて、主を礼拝するのです。交わりのいけにえは、家族だけでなく、貧しい奴隷やレビ人といっしょに食べて、喜び楽しむべきことも定められています。礼拝はともにささげるものだからです。
献げ物は決められたところで献げるのですが、ささげ物ではない動物の肉は、彼らが住んでいる町囲みの中で自由に食べることができます。汚れた人もきよい人も、かもしかや鹿と同じようにそれを食べることができる。
ただし、たといどんな動物でもその血は食べてはなりませんでした。血は罪を贖うために用いられるものであるゆえ、神聖なものとされていたからです。それこそ、まさに、イエス・キリストの十字架の血潮が私たちの罪を贖ってくださったのである。
愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を心から感謝します。イエス・キリストの流された血によって私たちの罪が赦されたことを心から感謝します。この神の愛を知らない多くの人々に伝えることができますように、どうぞ私たちを用いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。
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