『主の恵みに感謝する』
メリークリスマス!御子イエスのご降誕を心よりお祝いいたします。クリスマスの楽しみ方はそれぞれあると思いますが、一番盛り上がるのはやはりクリスマスギフトを開ける時ではないでしょうか。特に幼い子供がいる家庭では子供たちの喜ぶ姿を見ているだけで幸せな気持ちになります。そんな幸せなクリスマスの日ですが、クリスチャンにとっては千年王国や永遠の御国への時が迫っていることを示しています。町はホリデームードですが、私たちクリスチャンは地に足を付けて、御子誕生の意味を深く味わう日でありたいと思います。
モーセはカナンの地を前に、約束の地の所有にしても、また種々の戦いにおける勝利にしても、自分たちが正しいからなどと思い上がってはいけないと警告します。モーセは、約束の地での彼らの生活を案じ、彼らが謙遜を忘れて傲慢にならないよう、過去の出来事を語り告げます。
金の子牛(出32)タブエラ(民11:1‐3)マサ(出17:1‐7)キブロテ・ハ・タアワ(民11:31‐34)そしてカデシュ・バルネア(民13:31‐33)など、特に金の子牛とカデシュ・バルネアの事件では、イスラエル民族が根絶やしにされてしまうところでした。しかし、モーセの執り成しのゆえに主は思い直してくださいました。
イスラエルはエジプトを出て以降、常に主の守りの中に置かれていたにもかかわらず、不信仰を繰り返しました。その歴史を忘れてはならないのです。自分たちが罪人であったことを常に認めているなら、傲慢になる余地などないのだと思います。
クリスマスは御子イエスの誕生を祝う日です。それは恵みの時代の幕開けであり、同時に、終末時代への序章です。御子は全人類の罪を背負うために生まれて来ました。そして最も卑しい十字架にかかり、私たちの罪のために自らを献げてくださいました。このこと以外に、誇るものは何もないことを覚えたいと思います。
祈り:愛する天のお父さま。あなたの御名が全世界であがめられますように。あなたのひとり子が与えられたことを心より感謝いたします。謙遜を忘れて傲慢になることがないよう、みことばによって支え、守ってください。メリー・クリスマス。主の御名がとこしえに褒めたたえられますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
文:アイゾン直子
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