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2023年12月11日 ヨハネの黙示録17章

『大淫婦と獣』 


 第七のラッパが吹かれると、七つの金の鉢が注がれ、地上はまさしく地獄さながらの状態になりました。しかしこれにより、大患難時代は幕を閉じ、次はキリストの再臨を待つのみですが、ここで再び大患難時代の話に戻ります。それはヨハネがまだ目にしていなかった幻、13章で登場していた七つの頭と十本の角を持つ獣に乗った大淫婦についてでした。


 この大淫婦は、大水の上、つまりあらゆる国々を支配下に置き、神を冒涜する名で満ちた獣に乗っていました。それは七つの頭と十本の角を持つ獣でした。大淫婦という言葉には背信の教会、堕落した教会の象徴という意味があり、それはキリスト教を掲げながらキリスト以外を礼拝している教会、また名目上はキリスト教徒であっても、実は公然と神と敵対するこの世と同一している信者などがそれらに相当するということでした。


 この大淫婦は紫と緋色というまるで王のような衣装を身にまとい、金と宝石と真珠で身を飾り、手には偶像礼拝への汚れで満ちた金の杯を持っていました。人間がいかに綺麗で豪華なものに近づきたくなる生き物であるかを物語っている様相です。サタンも非常に美しい様相で近づいて来ると言われています。美しいもの、綺麗なものに罪があるわけではありません。そういったものに人が魅かれることをサタンはよく知っていて、それを大いに利用するため、気をつけないといけないということです。


 さらに彼女は、聖徒たちやイエスの証人の血に酔っていたとあります。その光景を想像しながら私は、ダイヤモンドやサファイアなど高価な宝石が、実は貧困が激しい村の人々によって採取され、週に3ドルほどの賃金のために命をかけて働いている人々のことを思い出しました。彼ら貧しい人たちの血を吸った宝石で富を得る人、またそれを買う人たちはまるで血に酔った大淫婦の様です。


 さて、大淫婦が乗っていた獣ですが、それはサタン、反キリストのことを指しています。なぜなら、かつて存在していたが、今は存在せず、再び現れて、滅びに投げ込まれると言えばサタンしかいません。獣は七つの頭があり、それらは七人の王であると書いています。その王について個人的に学んでみましたが、どの解釈も合点がいきません。「ここに、知恵のある考え方が必要です」と9節にあるように、時間をかけた聖書研究でもしないことには、この謎は解けそうにありません。ただし、その七番目、または八番目の王とは反キリスト、サタンであることに間違いありません(ダニ7書参照)。


 また獣は十本の角を持っていて、それらは十人の王を指していますが、彼らはサタンが解き放たれている期間のみ、その支配下にあって王として君臨します。その活動期間は一時だけとあり、それは大患難時代のみを指しています。そして彼らはハルマゲドンの戦いで、キリストの聖徒たちに戦いを挑みますが、打ち負かされることになります。そしてこの戦いの後、獣は十人の王を使って利用価値がなくなった大淫婦を滅ぼします。大バビロンの崩壊です(18)。


 これまでの情景を想像すると、この世の支配者であるサタンが自由に暴れまわっている様子を想像しますが、これらもまた神の主権において行われていることだということを覚えたいと思います。主はご自身の計画通りにすべてを行われており、それらはすべて成就するのです。


 第二テモテの1:9‐10によれば、私たちの救いもまた神のご計画のひとつであり、それは永遠の昔からすでに決まっていたことであると書かれてあります。私たち一人ひとりがその神の語りかけに応えて救いに与った時、神の中の計画が進展しているのです。そのことを信じるなら、黙示録の内容もまた神のご計画の一つであり、それは大変厳しい時代を通過するものになりますが、その先にはキリストの再臨、地上の千年王国、そして永遠の御国へとつながっているという希望となります。


 天上での暮らしを見た者など誰もいませんが、数年前私は、仲良くさせていただいていたある姉妹が、もう一人の仲の良かった姉妹と共に居て「私たちは一緒にいるよ」ということを伝えに来た夢を見ました。私がその夢を見た時点でお一人はすでに召天された方でした。そしてもうお一人は私がその夢を見た朝に亡くなっていました。私はこの夢のおかげで、天の御国での再会が本当に楽しみになりました。


 でも私はまだ「主よ、来てください」と祈ることができません。なぜなら自分の家族がまだ救われていないからです。焦る気持ちはありますが、今はまだ備えの期間だと自分に言い聞かせ、聖霊による導きを日々待っています。いのちの書に私の家族の名が書かれていることを信じたいと思います。そしてそれを知らせに行きたいと願っています。


祈り:愛する天のお父さま。大患難時代の様子を思うと恐れが先に立ちますが、あなたは神の子を守ると約束してくださっていますから、安心しています。どうか、私の家族を救いの道に導いてください。あなたを知らずに亡くなってしまった父に関しては、あなたにお委ねいたします。すべてが主の計画の下にあることを再確認し、日常に起こる様々な事柄を通して、私のような者でも聖なる者へと変えていただけますよう、よろしくお願いいたします。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


文:アイゾン直子


参照:Pulpit Commentaryなどe-Swordアプリ、ハーベストタイム「ヨハネの黙示録」



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