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2023年11月19日 民数記第31章

執筆者の写真: anelaneneanelanene

『主の復讐でミディアン人が打たれる』


 主ご自身の復讐がリアルに迫ってきた。なぜそこまでと思わせられるけれど、主に反逆するもの、偶像礼拝するものへの神の怒りが下ったのである。


 その背景には25章で述べられた出事がかかわっています。イスラエルがシティムにとどまっていた時にモアブの女たちとみだらなことをしたことが記されています。つまり、偽預言者バラムの策略によってモアブの王バラクがモアブの女たちをイスラエルの宿営に送り、彼らと不品行をおこなわせ、偶像礼拝の罪を犯させたのである。この時のモアブの女たちこそ、モアブにいたミディアンの女たちだったのである。


 この出来事によって、主の怒りが、主ご自身が、ミディアン人を襲って復讐すると言われたのである。だからこれは個人的な恨みではなく、神ご自身の復讐だったと言われています。いつものことではあるけれど、神と正しい関係を保つための十戒のみことばが示された。

 

 14節でモーセが激怒したことに目が留まった。戦いに勝利をもたらして帰ってきた軍勢の指揮官、千人の長、百人の長へ、なぜ女たちをみな生かしておいたことかということだった。なぜなら今回の事件の発端はその女たちによってもたらされたものだったからである。それゆえにイスラエルの民に大きなつまずきをあたえたものをそのままにしておいてはいけないことで、それらを徹底的にに取り除くことを求められていたのである。


 信仰のつまずきとなるものがあれば、それを取り除かなければいけないということであったのです。彼らはその女たちを生かしておいたのでモーセは怒ったのである。私にとって信仰のつまずきになるものはなんだろうと思わされるところであった。



 愛する天のお父さま。

あなたの尊い御名を心からほめたたえます。偽預言者に惑わされることなく常に御言葉と祈りに専念し、常にあなたとの正しい関係を持ち続けていくことができますように示してください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


 
 
 

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