クリスチャンになったばかりの頃にこのユダの手紙を読んだ時かなり頭が混乱したことがあった。どうしてイエスさまを裏切ったあのユダがここにでてくるのだろうかと、自分の無知さに嘆いたことがあった。又、このユダの手紙を書いたユダとヤコブがイエス・キリストの兄弟だということも知らなかったのである。
しかし、日ごろのディボーションを続けていくと聖書の中に少しづつはいっていけるようになって、見えなかったもの、知らなかったことが分かった時の一喜一憂することに感動を覚えることができるようになったのである。感謝なことである。
短い一章だけのユダの手紙は、教会に忍びこんできている異端者に対しての注意が命じられている。異端者とは、イエス・キリストを否定する者たちであった。そして、ユダは、イエス・キリストを否定する者たちへの結末、さばきがどうなっていったのかを旧約聖書での出来事を通して述べている。
ユダの語った20節と21節に心が響いた。
「しかし、愛する者たち。あなたがたは自分たちの最も聖なる信仰の上に、自分自身を築き上げなさい。聖霊によって祈りなさい。」-20節-
「神の愛のうちに自分自身を保ち、永遠のいのちに導く、私たちの主イエス・キリストのあわれみを待ち望みなさい。」-21節-
主イエス・キリストを否定する者たちと同じ生き方をしてはいけないということです。そして、疑いをいだく人々をもあわれみ、救いだしなさいと命じているのです。それは、信仰、希望、愛にみちた生活をしていくことにつながっていくことです。
愛する天の父なる神さま。あなたの尊い御名をほめたたえます。今日のみごとばを心から感謝します。日々聖霊によって祈り、あなたの愛のうちにとどまっていくことができますように、そして、人が疑いを抱いた時にはその人のために祈り、救いのみちへと導いていくことができますように私たちを用いて下さい。感謝して、ゆだねて、主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
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