コリント人への手紙第二 3章
『御霊なる主の働き』
3章で示されたのが主の御霊だった。生ける神の御霊、御霊に仕える者となる資格、主の御霊がおられるところには自由がある。栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿をかえていただける、文字は殺し、御霊は生かす。どれも、御霊なる主の働きである。
パウロは、生ける神の御霊とは3節(一部抜粋)で、「墨によってではなくいける神の御霊によって、石の板にではなく人の心の板に書き記されたものです。」と述べている。この解釈は、大切なのは書かれた文字ではなく、人の心の変化であるということです。人の心の変化とは、御霊によって正しく変えられた心であるということである。私達が洗礼を受けた後で、私達の心に御霊が宿り、御霊の働きによって日々変えられていくということです。主と同じ姿に変えていただけるというのです。何という神の恵みでしょうか。
パウロは、さらに、イスラエルの民は今日までモーセの書が朗読されるときには、同じ覆いが掛けられたままで取り除かれていないと述べている。しかし、彼らが主に立ち返るなら、いつでもその覆いは取り除かれるのである。イスラエルの民が一日も早くイエス・キリストに立ち返り、この覆いを取り除かれていかれるように祈るだけです。
「私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」3:18
愛する主よ、あなたの御名を心からほめたたえます。イエス・キリストによって救われ、御霊を心に宿らせてくださり、自由が与えられて、新しい契約が与えられて心から感謝します。これからも主の栄光を輝かせていくことができますように用いて下さい。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
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