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2022年7月24日 ディボーション

ヨハネの福音書 19章


イエスは酸いぶどう酒を受けると、「完了した」と言われた。そして、頭を垂れて霊をお渡しになった。」30節


 イエスさまが、最後に成されたことは、ご自身の母のことを愛する弟子ヨハネに託すことだった。とても心に残るところである。

イエスは、母とそばに立っている愛する弟子を見て、母に「女の方、ご覧なさい。あなたの息子です」と言われた。」26節

「それから、その弟子に「ご覧なさい。あなたの母です」と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分のところに引き取った。」27節


 ここの箇所は、以前に関牧師を通して学んだところである。ヨハネと自分の母とは血縁関係はないけれど、霊に繋がった神の家族の一致を意味するところであるということである。ヨハネは愛するイエスさまの母親と神の家族とされたことに、とても光栄な思いだったことでしょう。イエスさまは、神の子である前に、私たちと変わらない母を思う人間の気持ちもお持ちになっておられていたのである。イエスさまは、なぜご自分の母親を「女の方」とおよびになられたのだろうか。どうして「お母さん」とおよびにならなかったのだろうか。死にゆくわが子に「女の方」とよばれたマリアの気持ちはどうだったのだろうかと思うところだった。とりあえず、「女の方」とおよびなられたことが気になって、ある牧師の解釈を開いてみた。そこには、マリヤが十字架のイエスさまに苦しむわが子を見て、母性愛で苦しんでいる限り、そこに自分自身の救い主を仰ぎ見ることはできないのである。イエスさまは、マリヤの信仰のために、あえてマリヤの母性愛を傷つけておられるということである。イエスさまの母を思う愛からでたことだったのである。この出来事をとおして、母であるマリヤはきっと強い信仰の持ち主に変えられたことだろう。


 イタリアに旅行した時に、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂にある、ミケランジェロの有名な絵画や彫刻を見た時にとても興奮した。彫刻や絵画はイタリア語で「ピエタ」と呼ばれている。その意味は、「悲しみ」「慈悲」ということである。特に、私の目に留まったのは、十字架から降ろされたイエスさまの亡骸を、母マリヤが腕に抱いている「ピエタ」だった。愛するわが子を抱いている姿に強いインパクトを覚えた。


 34節で、「しかし兵士の一人は、イエスの脇腹を槍で突き刺した。すると、すぐに血と水が出て来た。」と書かれている。血だけでなくて、水がでてきたということに注目させられた。聖書の解釈書を調べてわかったことは、水はいのちを表し、御霊によっていのちが与えられたということである。そして、血は罪の赦しを表しているということである。つまり、イエスのからだから血と水が流れ出たのは、イエスの十字架における死が、御霊の働きによって、私たちにいのちを与え、罪の赦しを与えることを意味しているということである。さらに、イエスを十字架につけたのは、私であるということも忘れてはならないことである。


神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」ヨハネの福音書 3:16


 イエスさまは、すべてを成し遂げられて父なる神に霊をお渡しになられたのである。しかし、その霊は、私たちクリスチャン一人一人の内に聖霊として宿っておられるのである。すべては、イエスさまが父なる神のもとにいかれる前から神の摂理の中にあったのである。それだけでなく、今も、天の父なる神の右の座におられて、私たちの為にとりなしておられるのである。アーメン



祈り

 愛する天の父なる神さま。あなたの御名を心からほめたたえます。あなただけがただお一人ほむべきお方です。今日の聖書箇所は、とてもつらいところでした。イエスさまが、私たちすべての人類の罪のために血を流されました。この無償の愛は、どのような宗教にもありません。この福音を宣べ伝えることができますように、あなたのみこころのままに、どうぞ私たちを用いてください。感謝して主イエスの御名によってお祈りします。アーメン


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