top of page
  • HCCnichigo

2022年7月23日 ディボーション

ヨハネの福音書18章


『肉的ことばと霊的ことば』


 ゲツセマネの園にいたイエスさまと弟子を追って、ユダが密告し、600人を下らない兵士が武器やたいまつを持って捕らえに来た。明らかに多勢に無勢、イエスさまと弟子に勝ち目はない。イエスさまは自ら進み出て、「だれを捜しているのか」と軍勢に言われた。彼らは「ナザレ人イエスを」と答えた。

「イエスは「わたしがそれだ」と言われた」(5節抜粋)

「わたしがそれだ」は「I AM」、出エジプトにも出てきた「わたしはある」、「私は神」という意味で、とても霊的な御霊のことばだ。だからユダヤの兵士たちは後ずさりし、ばったり地べたに倒れてしまうほど圧倒された。そして、イエスさまは弟子たちを庇って言った。

「わたしを捜しているのなら、この人たちを去らせなさい。」(8節抜粋)

 17章で天の父なる神さまに祈った通り、「あなたが下さった者たちのうち、わたしは一人も失わなかった」、イエスさまのみことばを成就させた。

 イエスさまの弟子たち=私たちに対する愛は、こんこんと湧き続けているのだ。

 ペテロは肉的ながら勇敢に立ち向かい、剣を抜いて敵の耳を切り落とした。イエスさまは霊的なことばでペテロをいさめた。そしてイエスさまは連行された。

 ペテロはイエスさまに期待していただけに、落胆も大きかった。その後「イエスの弟子ではない」と、関係を否定したのは、ウソや言い逃れはなく、イエスさまに失望したペテロがイエスさまとの関係を断ち切った、絶交したからだと、パスターの説教で聞いた通りだ。

 大祭司の尋問に対しても、イエスさまは霊的ことばで応答される。真理のことばしか口にされないイエスさまは、この後に及んでなお福音を伝える、伝道をしているのだ。

 ピラトに対しても終始、御霊のことばで語っている。ピラトはイエスさまがメシアだと気づいている。「あなたはユダヤ人の王なのか。」(33節抜粋)と尋問する時も、メシアに対する畏れと、自ら判決を下すことへの自信のなさが表れている。

 ピラトはイエスさまとの対話の中で霊的に導かれてゆく。イエスさまは無罪だと言うことにも気づく。「あなたは王なのか」と。それを受けてイエスさまは証しされる。

「わたしが王であることは、あなたの言うとおりです。わたしは、真理について証しするために生まれ、そのために世に来ました。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。」(37節抜粋)

「ピラトはイエスに言った。「真理とは何なのか。」」(38節抜粋)

 ここでイエスさまのことばを聞けば、ピラトはイエスさまをメシアと信じ、信仰告白できた、はずだと思う。そうすれば2000余年にも渡り、聖餐式の使徒信条で、十字架につけた張本人としてピラトを名指しされなくて済んだのだ。しかしピラトはイエスさまの言葉を待たず、群衆に賛否を求めた。群集心理にはバイアスがかかる。正しい判断ができない群衆によって、イエスさまが十字架に付けられることが決まった。

 神さま、私もペテロやピラトのように肉的なことばで考え、行動しがちです。それでも霊的なことばでスキャンし直すことができますよう、イエスさまに立ち返らせてください。最期の最期まで、弟子を守り、敵対する人をも愛したイエスさまをあがめます。

 感謝してイエスさまの御名で祈ります。アーメン

閲覧数:55回

最新記事

すべて表示

2022年12月31日 ディボーション

ダニエル書 9章 『御心ならば』 ダニエルはエレミヤの預言により、捕囚が70年間であることを知り、あと3年でその期間が終わることを悟った。と同時に、同胞が犯してきた罪に思いを巡らせた。イスラエルの民が幾度となく神さまを裏切ったこと、偶像崇拝で聖都を汚したこと、エルサレム神殿を荒廃させてしまったこと、なにより神さまが用意してくださった悔い改めのチャンスを受け取らなかったこと。 「そこで私は、顔を神で

2022年12月29日 ディボーション

ダニエル書7章 『ダニエルの見た夢』 ダニエルの見た夢は、4頭の大きな獣であった。2章でネブカドネツァル王が見た像の夢と似通った幻である。第1の獣は獅子のようなもの、第2の獣は熊に似たもの、第3の獣は豹ににたもの、そして第4の獣は大きな鉄の牙を持った恐ろしく不気味なものであった。それは、地上にいる獣と比較することができないほど恐ろしく、最強で、ものすごかったのである。まるで黙示録の中にいるようだ。

2022年12月26日 ディボーション

ダニエル書4章 『聖霊によって変えていただく』 アイゾン直子 ネブカドネツァル王は、数々の奇跡を目の当たりにした結果、イスラエルの神を褒めたたえるようになりました。しかし、唯一の神として認めることはできませんでした。彼は自分が神に等しい者と思っていたのかもしれません。そんな栄華を極めた生活の中、彼はある夢を見ます。そしてその不可解な夢を恐れた王は、呪法師や呪文師、占星術師たちに話しますが、誰も夢の

bottom of page