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2022年2月1日ディボーション

マルコの福音書3章


『主イエスの家族』


 日本に住む家族を思う。姉たちは主イエスの救いを未だ受けていない。一人の姉は幼少だった頃に、クリスチャンであった伯母から辛くされた思い出が残っていて、クリスチャン=偽善者というイメージが強い、そのような色眼鏡で見ると罪人である私達、教会員の多くが信仰と行いが一致しない偽善と見えて、裁いてしまっている。

 もう一人の姉は全ての宗教は仲良くすべき、クリスチャンは上から目線で、自分達だけが正しいと思っているから嫌いだ、とハッキリと言う。少し聖書を学び、ある程度の知識があるので、かえって厄介な相手となっている。

 マタイ13章55〜56節抜粋「「この人は大工の息子ではないか。母はマリヤといい、弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。 妹たちもみな私たちと一緒にいるではないか。それなら、この人はこれらのものをみな、どこから得たのだろう。」。 こうして人々はイエスにつまずいた。」

 人々ばかりでなくイエスの家族もつまづいている。このマルコ3章では主イエスが多くの人を癒やす力は悪霊の親玉、サタンの力から出ていると宗教指導者たち、世間の噂話に戸惑った家族が長男イエスを訪ねてくる場面がある。イエスの癒しを求めて、ガリラヤばかりでなく、エルサレム、ヨルダン川の向こうのからも、地中海沿岸の町々からもやってきたとある。主イエスが神の子とひれ伏すのは、集まった群衆でもないし、宗教指導者たちでも、身内でもなく、なんと人の身体から追い出されてゆく汚れた霊どもであった。主イエス自らが選んだ12弟子たちはこの時どのように思っていたのだろう。

 世間の噂、「イエスはおかしくなった」と聞いて心配になった身内が訪ねてきている。今の日本でも、宗教は洗脳、ハマってしまうので近づくと危ないという方は多い、確かにモルモン教やエホバ、統一教会は危険な存在だ。

 しかし逆に歴史から見ると我々現代のクリスチャンが簡単に自分達が正統派で、単にほかは異端だと過小評価する事は出来ない、なぜならば初代クリスチャンたちも実はユダヤ教にとっては異端から始まっているからだ。そうして現代の異端でカルト的な集団が本来クリスチャンが行うべき、家庭訪問や伝道活動を彼らに奪われてしまっているのが日本の現状だ。全くキリストを知らない方には、本物を知らないと偽物の見分けができない、キリストの福音を変えてしまおうとする者たちが大勢出ている大変な現状を日本は抱えている。

 さてイエスの身内は、長男に会いに来る道の途中、どんな話をしたのだろか?「大工仕事をほったらかして迷惑をかけてる」。どうやらこの時点ではもう父親ヨセフの姿が見えない。「お母さんの世話をしないで、異端の教えで世間を騒がしている」。妹たちは「あの優しいお兄ちゃんに何があったのだろう」、こんな話をしていたのかもしれない。主イエスの家族すらイエスをこの時点では神の子として信じていなかったのだ。

 33節抜粋「わたしの母、わたしの兄弟とはだれでしょうか」といわれた。わざわざ自分に逢いに来た家族に対する言葉とは思えない、家族想いの日本人にとって、とてもショッキングな言葉である。イエス様、十戒にも父と母を敬えとあるのではないですか?と聞きたくなる場面である。

 しかしヨハネの手紙 第一2章15節「あなたは世も世にあるものも、愛してはいけません。もしだれかが世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません。」自分が常に愛すべき相手は、父なる神であるという事なのだろうか。神が送られてきた主イエスを愛することによって、主が愛されたように隣人を愛する。家族への愛、隣人への愛が最初に来るのではない、しかも愛せない隣人を愛すことによって神の私たち罪人を愛した愛を理解するという方法、愛せない罪人を愛すという神の愛し方を与えてくださった。

 姉さん、全ての宗教は仲良くすべき 確かに分かり易い、あらゆる人が納得する考えです。誰でも対立や、闘いを望みません。しかしその根底にあるのは、人間中心、この世を中心とする考えなんです。自分たちが良ければというこの思い自身が我々全てが受け継いだ原罪でありこの世を愛するものの中に御父の愛はないのですよ! どうか心の窓を開けて下さい、まず目を向けるべき相手は、この世に送られてきた、神の子、十字架のイエス以外何者でもありません。


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