top of page
hccnichigo

2022年11月27日 ディボーション

エゼキエル書39章


「ゴグへの裁きの預言」


 39章は38章からの続きで、主が、ゴグを徹底的に裁かれることを述べている。神の目的は、ご自身の聖なる名をご自身の民イスラエルの中に告げ知らせるためと、二度とご自身の聖なる名を汚させない為である。


 イスラエルの住民によって死人を葬る作業が施される。イスラエルの民が火を起こすために使ったのは森から切り出した薪ではなく、戦死者達が使用した武器で、7年間それらで火を燃やしたというのである。7年間も武器を燃やすというところは武器の量が相当なものであったのだ。しかも、死者を葬るのに7か月間もかかったと言われているところは、ゴグの率いる戦軍が大変な数だったのも想像できる。そして、主は、13節で「その国のすべての民が埋める。こうして、わたしの栄光が現されるとき、そのことは彼らにとって名誉となる。―神である主のことば―。」と述べられている。どういうことを意味しているかというと、それでイスラエルの民が評判になって世界に伝わっていくということが解釈されている。イスラエルを思う主なる神の摂理であることが示された。


 28節ではイスラエルの民の帰還の約束が述べられている。「わたしは彼らを国々に引いて行かせたが、また彼らを彼らの地に集め、もう国々には一人も残さない。このとき彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知る。」。そして、29節で「わたしは二度と、わたしの顔を彼らから隠すことはない。わたしの霊をイスラエルの家の上に注ぐからである。―神である主のことば。」と約束されるのである。「わたしの霊をイスラエルの家の上に注ぐ~」なんと心に平安なる気持ちを湧きたたせるみことばでしょうか。神の裁きの終わりとイスラエルの帰還の約束が示された。




愛する天の父なる神さま。あなたの御名をほめたたえます。イスラエルの民が何度も、何度も罪をおかしてもあなたは忍耐をもって彼らの改心をまっておられます。私達にもいえることです。知らず知らずのうちに何度も罪をおかしています。でも、私達は、イエス・キリストの十字架の血潮によって罪が赦されて、悔い改めの特権が与えられていることを心から感謝します。この世は、悪の充満するなかです。その悪から守られますように、いつもあなたのみことばにとどまることができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によって、委ねて、お祈りします。アーメン


閲覧数:25回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2022年12月31日 ディボーション

ダニエル書 9章 『御心ならば』 ダニエルはエレミヤの預言により、捕囚が70年間であることを知り、あと3年でその期間が終わることを悟った。と同時に、同胞が犯してきた罪に思いを巡らせた。イスラエルの民が幾度となく神さまを裏切ったこと、偶像崇拝で聖都を汚したこと、エルサレム神殿...

2022年12月29日 ディボーション

ダニエル書7章 『ダニエルの見た夢』 ダニエルの見た夢は、4頭の大きな獣であった。2章でネブカドネツァル王が見た像の夢と似通った幻である。第1の獣は獅子のようなもの、第2の獣は熊に似たもの、第3の獣は豹ににたもの、そして第4の獣は大きな鉄の牙を持った恐ろしく不気味なものであ...

2022年12月26日 ディボーション

ダニエル書4章 『聖霊によって変えていただく』 アイゾン直子 ネブカドネツァル王は、数々の奇跡を目の当たりにした結果、イスラエルの神を褒めたたえるようになりました。しかし、唯一の神として認めることはできませんでした。彼は自分が神に等しい者と思っていたのかもしれません。そんな...

Comments


bottom of page