top of page
  • hccnichigo

2022年11月26日 ディボーション

エゼキエル書38章


『降誕と再臨の恵み』


 前章で、イスラエルの捕囚の民が、神さまの恩寵により回復させられるとの預言を聞いてホッとしていたら、悪の権化のようなゴグが現われ、またもやイスラエルを襲撃するという。

 その参謀はなんと神さまご自身なのである。

「おまえを引き回し、おまえのあごに鉤をかけ、おまえと、おまえの全軍勢を出陣させる」(4節抜粋)

 ペルシアとエチオピアもゴグと一緒に、嵐のようにイスラエルに攻め上るという。

 しかし終末論的なことば、「備えをせよ」、「多くの日が過ぎて」、「多くの年月の後」が周到にはさみ込まれている。

 バビロンの捕囚の時代のことなのか? イエスさまの再臨と最後の審判のことなのか?。遠近感がくらくらして焦点を絞りにくい。いや、おそらくどちらをも含んだ、掛けことばdoubles meaning、なのだろう。

 直近の御心は、イスラエルの捕囚の民が、神さまが回復の約束をしてくださったことに浮かれて、捕囚されたことの真の意味を忘れないよう、とのいましめ。

 終末論的にも、私たちは常に備えている必要がある。

「ですから、あなたがたも用心していなさい。人の子は思いがけない時にくるのです。」と、イエスさまはたしなめているのだから。

 終末までの出来事を、世界史に照らし合わせる人もいる。

 第一次大戦でシオニズム運動に弾みがつき、第二次世界大戦でのホロコーストの結果、イスラエル再建への道が備えられる。1948年イスラエル国家再建‥‥。

「メシュク」(2節)はモスクワ、「トバル」(2節)はロシアの主要都市、「ゴグ」はコーカサス山脈の高い山の名称だと解説し、ロシアの位置はイスラエルに対抗する最後の異邦人勢力だとする解釈もある。

 それはプーチンのウクライナ侵攻と、のちに関連があるのだろうか‥‥。

 こういう軽々しい、短絡的な連想は最もしてはいけないことだ。


 イエスさまは預言される。

「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、あちこちで飢饉と地震が起こります。しかしこれは産みの苦しみの始まりなのです。」(マタイ24:7〜8)

「産みの苦しみ」という表現は、聖書の中によく使われている。

「私の子どもたち。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています。」(ガラテヤ人への手紙4:19)

「産みの苦しみ」の意味は、10ヶ月の臨月までの長さと、痛くなったりおさまったり、周期的に寄せては返す波のような陣痛の後に、やっと赤ちゃんが誕生する道のり。山あり谷ありを経てやっと、赤ちゃんが産まれる喜びに出会えるということだ。

 イスラエルの真の回復も、再臨までの道のりも、どちらもすべて神さまの手中にある。産みの苦しみを多かれ少なかれ経験する。

 だから私たちは神さまの御元に集って、still 静まるのだ。礼拝しつつ備えるのだ。イエスさまの臨在を感じるということは、すでに神の王国は到来しているということなのだから。アーメン、神さま、感謝します。アドベントを待ちます。


閲覧数:54回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2022年12月31日 ディボーション

ダニエル書 9章 『御心ならば』 ダニエルはエレミヤの預言により、捕囚が70年間であることを知り、あと3年でその期間が終わることを悟った。と同時に、同胞が犯してきた罪に思いを巡らせた。イスラエルの民が幾度となく神さまを裏切ったこと、偶像崇拝で聖都を汚したこと、エルサレム神殿を荒廃させてしまったこと、なにより神さまが用意してくださった悔い改めのチャンスを受け取らなかったこと。 「そこで私は、顔を神で

2022年12月29日 ディボーション

ダニエル書7章 『ダニエルの見た夢』 ダニエルの見た夢は、4頭の大きな獣であった。2章でネブカドネツァル王が見た像の夢と似通った幻である。第1の獣は獅子のようなもの、第2の獣は熊に似たもの、第3の獣は豹ににたもの、そして第4の獣は大きな鉄の牙を持った恐ろしく不気味なものであった。それは、地上にいる獣と比較することができないほど恐ろしく、最強で、ものすごかったのである。まるで黙示録の中にいるようだ。

2022年12月26日 ディボーション

ダニエル書4章 『聖霊によって変えていただく』 アイゾン直子 ネブカドネツァル王は、数々の奇跡を目の当たりにした結果、イスラエルの神を褒めたたえるようになりました。しかし、唯一の神として認めることはできませんでした。彼は自分が神に等しい者と思っていたのかもしれません。そんな栄華を極めた生活の中、彼はある夢を見ます。そしてその不可解な夢を恐れた王は、呪法師や呪文師、占星術師たちに話しますが、誰も夢の

コメント


bottom of page